比叡山麓は赤く染まる
本年の業務も残すところ1日となり、すっかり年の瀬雰囲気。あっという間です。色んな所を巡った1年で、良い年に出来たと思います。
さて、今回は秋の滋賀県、比叡山の麓にある寺院で見る景色を綴っていこうと思います。
京都『平安京』から見ると鬼門(北東)に位置する比叡山麓は多くの寺院が集まっています。紅葉ついでに厄除けの願いも込めて巡ってきました。最近段差でよく足をひっかけるんだよなあ・・・。
旧竹林院
まずはリフレクションが有名な『旧竹林院』へ。湖西線『比叡山坂本』駅から徒歩20分ほどいくとひっそり居を構える本寺院が見えてきます。
一階、二階ともにテーブルに庭の風景が綺麗に反射しています。庭も散策できて、訪問した12月初旬には美しい散り紅葉が広がっていました。
元里坊ということで、昔のお坊さんはこんな良いところに住んでいたのかと思うと羨ましい限りですね・・・。
西教寺
『旧竹林院』から徒歩10分ほどいったところにある『西教寺』にお邪魔してみました。参道は紅葉のトンネルになっていて、ピークの時期は真っ赤に染まることでしょう。今回はちょっと時期が遅かったようだ・・・。
流石滋賀県。門の向こうに琵琶湖が見えます!
『西教寺』は延暦寺とともに一度焼失したのですが『明智光秀』が再建、今では滋賀県の紅葉名所と言えば必ず名前があがる寺院のようです。その割には人手は少なめでゆっくり見て回ることができました。
上の庭園が『小堀遠州』作で有名なようです。京都嵐山にある『天龍寺』などの庭園を造った方ですね。京都で寺社仏閣を巡っていると自然と名前を覚えてしまう有名人。
日吉大社
『西教寺』と『旧竹林院』をまたぐように広がるのが『日吉大社』。『西教寺』の帰り道、『東本宮』側から入場してみました。
東本宮、本宮、西本宮とあるので、本宮側へ歩みを進めていきます。途中見かける3つの橋は日吉三橋と呼ばれ、豊臣秀吉が寄贈と伝わっています。
本宮参道からは既に鳥居の向こうに広がる絶景が顔を見せています。この鳥居を越えると猿の『まさる』さんがお出迎えしてくれますよ。"魔去る"と"勝る"のダブルミーニング。
かなり大きな寺院ですし、厄除け効果も抜群でしょう。2024年の厄除けを一足早く祈願していきます。
『東本宮』から『本宮』は距離がありますが、『西本宮』はかなり近いです。ぐるっとまわって帰ります。
ということで、比叡山麓にある寺院群をまわってみました。
寺社仏閣が綺麗なのは京都だけじゃないってことですね。人混みが苦手なので滋賀の寺院を巡るのは個人的にアリかなと思っています。
最後に、どうしても見たかった『メタセコイア並木』へ。同じ日とは思えないくらい雨が降っていてびっくりでした・・・。
綺麗に色づいていたので残念ですが、こういうときもある。また来年リベンジしたい!
それではまた次のnoteで👍
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