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その生徒に入ってもらいたい入試

オヤジブログ怪気炎 vol.33

受験生と公立高校の入試対策に取り組んでいます。5教科入試に学校での内申点で判断されるわけですが、内申点は2年生の成績が含まれますし、5教科の入試問題も日常の定期テストの難度をはるかに上回り、多くの受験生が塾通学を必要としてしまう理由が納得できます。一生に一度しかない14歳から15歳の「学を志す」時期に、このような負荷をかけていることを残念に感じます。
高度経済成長時代に必要とされていた平均的な学力が、生成AIの時代になり通じなくなってきていることは明らかなのに、未だにボクが経験した50年以上前の入試制度を続けているのです。
その生徒が何を学びたいのか? またどんな長所があるのか? 自分の高校はこんなカリキュラムが用意できるので、是非ウチの高校にご入学ください! 的な入試があってよいと思います。もちろん面接や学びたい中身の基礎知識を問うテストがあってもいいでしょうが、それが5教科である必要はないし。内申書もその生徒のよさを裏付けるものであればそれだけでいいと考えるのですが、いかがでしょうか?
AO入試は、そのためのよい試みだと思っています。

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