消費される音楽と受け継がれる音楽
オヤジブログ怪気炎 vol.113
坂本龍一さんの自伝「音楽は自由にする」を読んでいたら、次のような文に出会った。
「バリ島の伝統音楽について長老の言葉『バリ島にはプロのミュージシャンは一人もいない」お金をもらって音楽をやるようになると芸能が廃れる。すごく自覚的に音楽を商品化しないようにしている。』共同体が長い時間をかけて培ってきた音楽には、どんな大天才も敵わない。」
商業化された音楽は、自転車操業的に次から次へとヒット曲を量産してきた。レコードや楽譜を売りまくることで収入