「おはよう。会えない時の為にこんにちわ、こんばんわ、おやすみ」 トゥルーマンショー ネタバレ 考察
ユーチューブをつけたら、なせか「トゥルーマンのトリビア」という動画がおすすめで出てきたので懐かしくなって、ネトフリでトゥルーマンを見た。 大筋は覚えているけど、細かいところはかなり忘れているな。
海辺の町、シーヘブンにする保険のセールスマン、トゥルーマン。実はシーヘブンは巨大なテレビスタジオであり、彼は生まれてから今まですべての人生をテレビ放映されていた。トゥルーマンの親友も妻もすべて役者で、トゥルーマン本人だけがそのことを知らない。そしてだんだんと身の回りでおかしなことが立て続けに起きて、トゥルーマンはシーヘブンの真相に近づいていく。
この映画見るの3回目なんだけど、一回目はねんねのお嬢ちゃんの時に見たから「おはよう。それから会えないときのためにこんにちわ、こんばんわ、おやすみ」という台詞しか覚えてなく、2回目に見たときは、トゥルーマンが可哀想でかわいそうでかわいそうでプロデューサーのクリストフを憎んだものだが、3回目の今回は、アレ、制作陣にもうちょっと頭の回るやつがいたら、トゥルーマンショーはもうこし長続きしたのではと思った。
何故にそう思ったかという話をしたいのだが、これはネタバレをしなければできない話なので、ネタバレが嫌な人はココで引き返して欲しい。
トゥルーマンの考察と妄想
1戦犯・メリル
はっきり言おう。トゥルーマンショーがトゥルーマンにバレた戦犯はトゥルーマンの妻のメリルとクリストフである。
作中ではトゥルーマンショーは二十四時間三百六十五日、三十年間、放送される人気番組、CMは挟まず出てくる俳優の衣装、料理までインターネットで買うことができる。時々、俳優がカメラ目線で商品の説明を始める。
特にメリル、トゥルーマンの妻をやっているのか知らんが、もっと自然な顔、自然なシチュエーションでできないのか。
実際、この不自然なCMはトゥルーマンが自分以外はみんな役者だと気づくきっかけとなった。メリルをトゥルーマンの妻役にしたことが制作陣の第一のミスである。
2つ目のミスはプロデューサーの指示だ。
亡くなったはずの父がホームレスみたいな格好で現れてトゥルーマンに近づいていくが、犬を連れた女に阻止されるシーンが物語の初めの方にあるが。なぜ、犬を連れた女にトゥルーマンを引き離すよう指示をだしたのだ。警備員っぽい格好した人を使えば、トゥルーマンに余計な疑問を抱かせないのに。この他にもクリストフの指示ミスはある。
メリルがトゥルーマンを刃物を持って脅すばめんで、クリストフがマーロンにトゥルーマンの家を見に行くように指示を出す。
わたしだったら丁度、メリルとトゥルーマンが喧嘩している時にマーロンに家を訪ねるように指示を出したりしない。タイミングが良すぎる。パトロール中の警察官がトゥルーマンの家のドアベルを鳴らすぐらいで良かったのでは。そのほうが自然だ。
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