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4月15日 月曜日 「こどもを野に放て!」

今日は本の紹介です。タイトルの通り、「こどもを野に放て!」という本です。この本からは非常に多くのことを学ばせてもらいました。キーワードは、「自然」「身体性」「生き方」でしょうか。

昨日書いた記事とも非常にリンクしていると思うのでよろしければお読みください。

この本は、YAMAPというベンチャー企業をつくった春山さん編著の対談本です。対談相手が、養老孟司さん、中村圭子さん、池澤夏樹さんというかなり豪華なメンバーです。

今回は、わたしが特に気になった部分を引用しながら考えを述べていきます。参考になれば幸いです。

1自然と教育

養老:学ぶというと、意識的に何かを取り入れるというふうに思ってしまいますが、そうではなくて、自然の中で身体をを動かすことで無意識に教育を受けているわけです。

「こどもを野に放て!」より

養老さんが言うように、自然の中で身体を動かすことで自然と学んでいるような気がします。特に、自然の中は想定外のことが多いです。舗装されている道路とは違い、地面は凸凹だし木の切り株や根っこが張り巡らされていて気をつけないと転んでしまう。

自然の中では常に感性というセンサーが働きます。それが、生きていく上で必要なことは直感的にわかります。都心にいればいるほどその感覚が麻痺していくのもわかります。やはり自然の中にいることが自然なのでしょう。

自然から学ぶことができれば、その後も自分で学ぶ子どもになるのではないかと思います。そんなことを養老先生の言葉で再認識しました。

2仕事と生き方

私が若い人と共有したいのは、「なりたい職業がなければ、自分で勝手に職業や肩書きをつくって名乗ればいい」ということです。「ビジネスデザインクリエーター」でも「戦略農家」でも何でもいいので、なりたい職業や肩書きを自ら名乗って実績をつくっていく。それが自ずと職業になっていく。

「こどもを野に放て!」より

この一節を読んで、まさに「coffee teacher」のことだと思いました笑

わたしは今勝手に「coffee teacher」と名乗って実績を積もうとしております。それが今後新しい職業になっていくのかどうかはわかりませんが。

ただ一つ言えることは今やっていることは、今自分がやりたいことであるということです。本書の言葉を借りると、「自分のいのちのときめき」を感じることができています。それだけは、今後も大切にしていこうと思います。

以上が、わたしが本書を読んで気になった部分です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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