体外受精 vol.3

おはようございます。のんです。

今日も朝イチで病院にいってきました。

血液検査と超音波検査。
もうこの病院にも通って4か月になるので、最初は「検査部屋ってここだっけ」「血液検査どっちの腕がいいんだっけ」「あ~検査向きじゃない服装で来ちゃった」とかいろいろありましたが、今はもう慣れたものです。
「マスク忘れた」は今でもありますが。笑

肝心の結果ですが、卵胞が育つのがやっぱりゆっくりとのこと。20ミリが1つあり、その後14ミリが2つ・・・と続いているようです。
この20ミリが排卵しないように排卵抑制の注射(痛い)を打ちつつ、17日(水)に再度確認→18日(金)に採卵をすることになりそうといわれました。

18日(金)は、なかなか会えない方たちとの飲み会があったので、残念ではありますが、仕方ないですね(泣)

採卵した後、その卵子の質がいいか→受精するか→受精卵が育つか・・・→着床するか、といったいくつものハードルが続くじゃないですか。
それらの確率を考えると、体外受精だとしても妊娠は簡単なことではなくて、奇跡なんだと思いましたし、ちょっと暗い気持ちにもなりました。でも、よくよく考えたら、私は人生でいくつもの奇跡を乗り越えているんですよね。

大学受験、採用試験、資格試験などは、いずれもそれなりに倍率が高いものです。受かった=少数派なわけです。これらは運だけでなく、自分の努力でカバーできるところも大きいものの、特に定員が決まっている試験では自分だけではなく周りも努力しているので、やっぱり「運がよかった」といえると思います。
また、夫と出会えたことや結婚できたことも奇跡です。出会った異性に好かれるよう日頃から自分磨きをすることはできますが、そもそも入口としてこの人と結婚したい!と思えるような人と出会えてなかったらなんの意味もないんですよね。だから、夫と出会えたことも「運がよかった」です。

こうやって考えると、確率ってあまり意味がないなと思います。
確率そのものに意味がないということではなく(医学的には確率はとっても重要)、確率を考えて気持ちを揺さぶられるされるのは意味がないな、ということです。

そういえば、私は小さいころから唇のはしっこに出来もの(?)のようなものがあって、かかりつけの皮膚科医から「これは自然にはなくならないけど、レーザーでいつでもとれるから、気になったら言ってね」と言われていました。個人的にはあまり気にしていなかったので「そうなのか~」くらいで放置していたのですが、大人になって、ふと見たら、ほとんど消失していたんです!自然にはなくならないといわれていたのに、こういうこともあるんだな~と思ったのを今でも覚えています。
要するに、結果が理屈を超えることは往々にしてあるということです。笑(例えが下手)

不妊治療とうまく付き合っていくために、「考えなくてもいいことを考えないこと」を心がけていきたいなと思います。



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