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努力はウソをつかない

昨年も優勝している大会、もちろん優勝候補として出場です。
八幡区内で確か40チームぐらいあったと思います。
小生は、ライトで六番。決して中心選手ではありませんでした。
あれだけの練習をしていたということもあって、妙な自信がみなぎっていました、しかし一回戦、とんでもないことになるのです。
一回表、味方投手の不調でフォアボールの連発、何と7点を献上したのです。いきなり、7点のビハインドは、さすがにシンドく、5回を終わって5-10。監督さんが集合をかけました。{お前たちは、夏休みをここで勝つために使ってきたんだろう。相手は、夏休み、遊びながら練習してきたんだぞ、負けるわけがない」と活を入れられました。一種の暗示ですね。
この暗示に我々は、見事にかかるんです。
7回に3点取って、8-10、なおツーアウト満塁で小生の打順です。このとき、全くポジティブな考えは浮かびませんでした。弱気な小生としては本当に珍しいことなのですが、「打てる」と確信していました。今思えば、すごく集中していたのでしょう。
結果は、ショートの頭上をライナーで抜けてフェンスまで達するホームランでした(記録的には三塁打)。チームはかろうじて11-10で逆転勝ち収めました。
根性無しのカッパ虫が、始めて野球をやってみんなに祝福されたゲームでした。
チームはこの試合で波に乗り、優勝するんですが、決勝までの残り4試合ほとんど、コールドゲームだったような気がします。
でも、前にも書きましたが、小生は、ライトで6番。この時代のライトは、守備が一番下手な人が守るところでした。だから決してこのときから小生が野球に図抜けていたかと言うと、全くそうではないということだけを書いておきます。
それともうひとつ、このときのチームのメンバーは、レベルが高かったです、だから優勝できたんですけどね。

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