一寸先は帽子

交通事故の後遺障害が認められる割合は数%と言われています(異議申し立て時)。その狭き関…

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交通事故の後遺障害が認められる割合は数%と言われています(異議申し立て時)。その狭き関門を四苦八苦しながら自力でクリアした体験記です。不幸にも交通事故の被害者になってしまった人はもちろん、交通事故を扱う弁護士さんにも読んでもらいたい内容です。

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  • 交通事故による後遺障害を認めさせるまでの体験記

    交通事故の後遺障害が認められる割合は数%と言われています(異議申し立て時)。その狭き関門を四苦八苦しながら自力でクリアした体験記です。不幸にも交通事故の被害者になってしまった人はもちろん、交通事故を扱う弁護士さんにも読んでもらいたい内容です。

最近の記事

交通事故による後遺障害を認めさせるまでの体験記(3)

事故の様態は、車(加害者)と歩行者(被害者=妻)の関係です。加害者の車はセダン型で、薄曇りの午後のことでした。加害者の車がかなりの速度でバックしてきて妻に衝突しました。加害者から死角は存在せず、完全に後方確認を怠った結果の事故です。 事故の衝撃で妻は数メートルほど弾き飛ばされ、車に衝突した際の衝撃とアスファルト上に打ちつけられた際の衝撃で、腰、脚、手に痛みを生じました。救急搬送された病院ではいずれも打撲と診断されましたが、これが後に大間違いだったことがわかります。 救急搬

    • 交通事故による後遺障害を認めさせるまでの体験記(2)

      不幸にも交通事故に遭ってしまい、怪我をすることは誰にでもありえます。そんな時、相手方(加害者側)保険会社の言いなりで示談してしまうと、本来受け取れるはずだったものも受け取れないことになってしまいかねません。私たち(妻と私)も相手方保険会社のやり方には今でも不信感しかありません。交通事故加害者がどの会社の保険に入っていたとしても、保険会社の対応はおおよそ似たり寄ったりでしょう(そういうシステムになっています)。 交通事故の被害者となってしまった時、受け取れるものは基本的に以下

      • 交通事故による後遺障害を認めさせるまでの体験記(1)

        これは、妻が交通事故に遭い、一回目の申請では後遺障害が認められなかったものの、自力で異議申し立てを行ったことにより後遺障害が認められた体験記です。異議申し立てをしても認められる確率は数%しかないと言われています。そんな難関をどうクリアしたかを中心にお伝えしていく予定です。 実際、妻が依頼した弁護士さん及びその弁護士事務所において、異議申し立てが認められたのは初めてのことだったそうです。それなりに大きな弁護士事務所であり、交通事故の案件も多く受任しているのにもかかわらず、これ

      交通事故による後遺障害を認めさせるまでの体験記(3)

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