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【アニメレビュー】狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF 第一話・第二話感想:神アニメの令和版リメイクが面白くないわけがない!

初めましての方は初めまして。そうでない方はいつもお世話になっております。

朝霧くもりです。


さて、2024年春アニメもついに始まりましたね。

今回は16年間に放送された名作のリメイク作品「狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF」を取り上げます!


実は、筆者は狼と香辛料を通らずにアニメ・漫画にハマった人間でして……

名作ということは知っていましたが、アニメも漫画も小説も1ミリも見たことがありません。
つまり、20代で完全初見勢という極めてレアな存在だと思います。


全く忖度ない視点でレビューしている人は珍しいと思いますので、最後までお読みいただけると嬉しいです!

それでは行ってみましょー!


第一話・第二話のあらすじ(ネタバレはないです)

行商人として交易を営むロレンスは、麦の産地として有名な「パスロエ村」を訪れた。
パスロエ村では豊作の神「ホロ」を讃える収穫祭が行われており、目当ての交渉人ヤレイは行事にかかりきりであった。

諦めて村を後にしたロレンスは、荷馬車の生き物の気配に気づく。
恐る恐る確認すると、それは狼の耳と尻尾を生やした女の子であった。

聞けばその女の子こそがホロであり、信仰心は失われつつある村を抜け出したいと言う。
故郷である北の地へ行きたいというホロの願いを受け、二人は旅を始めるのだった。


旅を続けるホロとロレンスは、雨宿りのため教会を訪れる。
大広間で暖を取っていたロレンスは、ゼーレンという駆け出しの商人から投資話を持ち込まれる。

話に乗るフリをして金銭を稼ぐことを決意したロレンスは、商談場所である港町へ向かう。
その最中に何気なく狼の話をしたホロとロレンスは、お互いに過去のトラウマがあることを知るのだった。


良かった点

ホロのキャラ描写が素晴らしい

全体として、ホロの可愛さや女性としての肢体の美しさが際立っていました。

具体的には、第一話の「北の故郷へ行きたい」と願望を漏らす部分や第二話のコミカルな着替えシーン、芋を喉につっかえる食事シーンなどでしょうか。

何気ないシーンでドキッとする描写が挟まれていて、女性として魅力的なんですよね。

狼としての野性的な面が女の子としての可愛さに繋がっているんでしょうか?

女の子っぽいかわいい所 (引用:©2024 支倉凍砂・KADOKAWA/ローエン商業組合)


一方で、要所要所で長年生きてきた経験を活かした行動が多く見られました。

ロレンスに対して年下の小僧としか思っていないような言動や困った際に機転を利かせて相手を思いやる行為などですね。

かわいいけどオトナな印象のある女の子って、最強では?

お姉さんっぽい所 (引用:©2024 支倉凍砂・KADOKAWA/ローエン商業組合


可愛さ・小悪魔さといった女の子の部分と、知恵・経験といった神や年上のお姉さんとしての部分がうまい具合に噛み合っており、非常に魅力的なキャラクターだと感じました。


本作が名作たる所以はホロというキャラクターにあるのだろうなと確信できる位でした。
きっとホロに性癖破壊された少年少女がいっぱいいるんだろうな……


世界観や雰囲気が良い

中世農村部のどこか懐かしさを感じさせる風景が描かれており、のどかな雰囲気が作品によく合っていました
ただし、それだけではなく人々の汚い部分や裏の面もしっかり描いています。

作品の空気感は葬送のフリーレンに近いかな、と感じました。

フリーレンとの相違点は今の所感だとストーリーとキャラですね。
あちらは懐古録と成長記録みたいなストーリーですが、こちらは恐らくロレンスとホロのロマンスが題材なのかな?と思いました。

また、キャラもこちらはロレンスとホロに絞っており、二人の関係性に焦点が当てられそうです。


良くなかった点

特に無いですね。

ストーリーはまだまだ始まったばかりなので、これからに期待です。


第一話・第二話総評

作画も綺麗でしたし、なによりホロというキャラが魅力的でした!

行動原理に疑問を感じるようなキャラクターもおらず、流石は名作だと思いました。


極端に凹凸のあるストーリーではなさそうなので、激しい戦闘やドロドロとした人間関係を求める人には向いていないかもしれません。

日々の合間に癒しとして見れそうですし、視聴は継続します。
なによりアニメ好きとして狼と香辛料は少しは知っておかなければいけないですからね。


面白かったのですが、突き抜けるほどでは無かったので総評はD(切る)、C(保留)、B(視聴継続)、A(面白い)、S(覇権)のうちAランクとします。

全体としてコンスタントに80~90点を叩き出してくれるアニメでした。


〆の挨拶

ここまでお読みいただきありがとうございました!

不朽の名作とだけあって、素晴らしいクオリティでしたね。
話題性もあり、今後どんどん面白くなっていくと思うので、正当な覇権候補と言って差し支えないでしょう。


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また次回の記事でお会いしましょう!
サラダバー!


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