見出し画像

猪て豚の先祖て知ってました? 猪肉を食べるには手間かかります。

猪て豚の先祖て知ってました?
豚は、猪を品種改良して食用となった生物なのです。
家畜ではない猪を食べるには、獲ってからがまた大変なんです。

猪を銃で討ち取ったと、のんびりしてる訳にはいきません。
トメサシと言って、武士の切腹の時に介錯するイメージですかね。苦しまないように急所を刺します。
そのあとは、すぐに血ぬきをします。
血抜きしないと肉がレバーのような味になったり獣臭が残ります。

臓器を取り出してから、冷やします。
動物は走りまわって体温がものすごく上がるようで、すぐに冷やさないと猪肉が体温で中途半端に茹でた状態でピンク色の変な肉になります。
1時間ほど冷やしたら、吊るして水洗いして水切りします。ここで記念撮影します(笑)
毛皮にダニがいるのでバーナーで表面を炙ってダニ退治です。
その後に皮を剥いで解体になります。
食べるのは簡単ですが、精肉して食べるには手間かかるでしょ。
牛や豚など家畜も似たようなもので手間掛かってます。
毎日、食事を美味しく頂ける裏ではこんなことしてます。
まぁ猪の命を奪ってピース写真とは何事だ!友人に言われてます。
まぁそれも一理あります。
でもその友人は私の獲った猪でぼたん鍋を美味いと食べます。
誰が善で誰が悪とかではなく、善悪は時の権力者が統治しやすいように決まります。
民主主義では多数決で善悪が決まると言ってもいいかもしれません。
まぁ100年前はこういうことをみんな見たり、経験してました。
異なった価値観を尊重出来るように心がけたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?