情報リテラシー論⑥


授業の感想

今回の講義はキュレーションについてだった。キュレーションという言葉自体初めましてだったが、スマホの誕生により情報が溢れて、正解を見極めるために生まれたという話を聞いて納得した。私も最近のメディアに違和感を覚えることがあり、X(旧Twitter)やYahoo速報などの一般大衆のコメントを見て知識を深めることも少なくない。テレビ一強だった時代は終わり、世間の声は無視できなくなっている。


ステマ規制は何がダメなのか?


講義の中でステマ広告を法禁止したという話が上がった。私も最近見たInstagramの投稿で、「これはステマなのでは無いか?」という声が上がり炎上していたものを見た。ではなぜステマはダメなのか。それについて書かれた記事をいくつかみつけることができた。


ステルスマーケティングは、広告だと明示せず宣伝する行為で、消費者の正しい商品選択を妨害する行為であり、広告主・宣伝者ともに信用を大きく損なうおそれがあるらしい。たしかに、インフルエンサーが紹介した「これは良い!」という商品が実はステマで、実際の商品は良くないものだったとなっては消費者は困るだろう。だから「案件」や「依頼」と書いていればOKだと講義では言っていたのか。

今回の動画「本のソムリエ」でも見たように、私たちの問題を根本的に解決するものをプロに選んでもらうということは、情報が溢れるこの現代でこれまで以上に価値のあるものになっていくだろう。ステマ規制は我々消費者の正しい商品購買を促すために必要ではあるが、法で規制することでより一層私たちが個人で養わなければならない情報リテラシーが少なくなった気がする。それは悪いことでは無いが、この現状にあぐらをかかず一人ひとりが自ら情報リテラシーと情報モラルを身につけていく意識が大切だろう。

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