情報リテラシー論12

授業の感想

今回はラジオと音声技術の未来性についててあった。私はAMとFMの仕組みもよくわかってなかった。今度からはFMが通っているならFMで聞いてみようと思う。
また、東日本大震災の時の有楽町のスタジオの話には驚かされた。私も当時テレビをつけると津波の映像ばかりで、母親が参ってしまっていたのを思い出した。私にとってラジオは、何か作業をしている時に聞きやすいものというイメージであったが、映像がないこと自体が利点にもなるのだなと感じた。


AI音声でオレオレ詐欺

今回、授業の動画で、「誰でも持田香織になれるなりきりマイク」の話題や、AIに指定の音声で言わせることができる「おしゃべりひろゆきメーカー」の凄さについて知った。技術としてできることは知っていたが、実際に聞くと本当に自然で驚いた。まるでコナンの蝶ネクタイ型変声機のようだ。

ここで問題になるのが、オレオレ詐欺が見分けづらくなるという事である。今までは最初の関門であったはずの「声が違うという違和感」をクリアしてしまうのがこの技術だ。
実際に事件は既に起きており、今も増加傾向にあるという。米連邦取引委員会(FTC)によると、家族や友人を装った電話による詐欺は2022年で約5000件以上も起こっているらしい。


そんな中、私たちに必要なことは、より疑う目を持つということだ。こんな技術があるのだと言うことを念頭に置き、お金を振り込めと言われた際にはまず疑うことが大切だと感じた。下のサイトでは気をつけるべき点を4つあげている。

「合言葉を作ること」「発信元を疑うこと」「音声データのシェアは慎重に」「個人情報保護サービスの利用」の4つだ。

音声生成AIは、私たちに利益をもたらし、それと同時に新たな危険を生んでいる。AIの進化は止められないが、私たちがAIとともに生活をより良くしようとすることは可能だ。
自分で出来ることを、自分たちでやっていかなければならない。

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