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人生は毎日の生活の中に

ふと、
なんのために生きるのか
人生ってなんだろう
今自分がやっていることに意味があるのか
なんてとても人間らしいことを考えたりする。

少し前もそんなモードに入っていた

すると何に対しても妙に達観した気持ちに
なったり
やってもやらなくても一緒なのではなんて
思ったり
やる気にならなかったりする。
やる気スイッチがセルフタイプの私にとっては由々しき事態
だったりする。
けど、どーもやる気にならんなあ。

以前教えてもらった言葉に
"順境の時は楽しみ、逆境のときは考える"というのがあって結構お気に入り

こういう時はとことん問いに向き合うタイミング。


大学の図書館入り口にあるご自由にお持ちくださいラックからこんな本を持って帰ったり、

内容は大学生と著者の哲学対話


教授に人ってなんのために生きるですか~、生きる意味ってなんですか~なんて絡んでみたり(絡んだ結果教授が貸して下さった上田紀行さんの"生きる意味"と池田晶子さんの"知ることより考えること"が名著だった)

特に印象的だったのが
"死に方四つ"という章で人間の死に方には4つしかない(自殺か他殺か病死か事故死)そして四つの死に方のうち、自ら選べるのは自殺だけであり残りの三つは自ら選べるものではない。自分の意志ではないのである。死ぬという人生における最重要事項が、自分の意志ではないのなら、人生を生きるということ自体、どうして自分の意志なんかであるものか。
という池田さんの文章。

知ることより考えることから要約

そして最近この問いに対する自分の中での暫定解みたいなものが見付かった気がする。

それは生きる意味なんてないというもの。
そしてそれが私がなにかを諦めたり、頑張らないことの理由にはならないということ。

なぜ太陽が昇るのかの意味なんて分からない
(ここで私が考える意味は日周運動で地球が西から東へ 1日に1回自転してうんぬんかんぬんではない)
それと同じように人がなぜ生きているのかの意味なんて分からない
(染色体がうんぬんかんぬんではない)

けど、どうせ夜になるから何もしないでおこうとはならない。
一日中布団の中で寝ているなんてのはそれはそれでかなりつらい。

朝早起きしたらなんだか得した気分になるし
午前中は比較的元気だし
お昼ご飯を食べれば
昼寝がしたくなるし
昼寝から覚めれば午後ももうひと頑張りできたりするし
夕方頃には疲れて一休みして
夜ご飯を食べて
お風呂に入って
一日を振り返ったりのんびりしたり
眠りにつくまでの時間をゆったりと楽しむ。

20代30代は午前中で
40代くらいに昼寝挟んで
50代60代で午後のもうひと頑張りして
70代80代は振り返りのんびりタイム

そう思うと本当に人生って日々の積み重ねだなって思う。

もちろん毎日元気はつらつなんてことはなくて
なんか調子悪いなって時もあるし
1日中雨が降ってやる気にならなくてずっと眠い時もある
それと同じように人生にもなんか調子悪いなって時とか自分じゃどうにもならないことで上手くいかないときもある。

けど止まない雨はない。明けない夜はない。
そう思うと気が楽になる。

いい振り返りタイムができるように日々を過ごしていきたいな。





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