見出し画像

ときどき日記(594)人生の負け組からは同窓会は自慢大会にしか見えない

大学の同窓会が卒業後40年以上たって初めて開催されるらしい。準備が進められている旨の手紙がここ数年舞い込んできている。

私は出席しないと思う。

同窓会は懐かしいだけでは済まされないからだ。どうしても「これまでどーしてた?」的な話が必ず出てくる。自慢話が全くないとは思えない。
聞いてしまってからでは遅い。聞いてしまった言葉を完全に消去することはできない。だから何だと開き直れる自信も無い。

もう64才だ。自分は30数年地方公務員を勤め上げたという自負があるものの、悲しいかな、これから使える技術や能力もない。特に事務職はそうだ。

自慢話を聞かされて落ち込んでも、取り返しがつかない。挽回不能だ。

家内は十数年前に同窓会に出席して、いろいろ聞かされたのをきっかけに精神を病んだ。気の毒だった。

幼稚だと思うが、私は自分がかわいい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?