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「新年の抱負を継続させるためには」・・・聖人パラマハンサ・ヨガナンダの諭したお話から

2023年の新しい年を迎えました。おめでとうございます。

おかげさまで「ヨガのある暮らし」のコミュニティをFacebookグループで始めてから1年が経ち、今では100名近くの方々がご参加くださり、胸が熱くなる思いと感謝でいっぱいです。

Noteを始めてみようという意識が芽生えて、新年の決意と共に実行することとしました。

この場をお借りして、文章を書くことにより、私自身の学びが深まり、そしてご覧になってくださった方々の心に気づきの種が芽生えることがあったら何よりも幸せなことです。

私の存在を通じて、学んだヨガの叡智を循環することが果たして私の使命なのか、それを知るためには「実践」するしかないであろう。と僭越ながらやっております。

さて、1回目の投稿は元日に行われた、私の通うAnanda Yogaでの日曜礼拝でのお話し。これを私なりに要約してまとめてみたいと思います。

元日のトピックにふさわしく「新年の抱負を継続させるためには」がテーマのお話でした。

話し手は、ヨガ研究で博士号をもつ我らのヨガ講師、Murali Venkatrao(ムーラリ、ヴェンカトラオ)。

彼の話はこちらのビデオから直接聴くこともできます。(英語)

それでは以下が要約です。できたらゆっくりと読んでみてください。一行ずつ理解をして、目を閉じて意識にダウンロードするつもりで。深く意識に浸透するように。

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新年の決意(New Year's Resolution)



なぜ人々は「新年の抱負」をして、それなのに、それを続行するのが難しいのでしょう。

フィットネスバンドを提供している会社がデータを取ったところ、大半の人たちが「新年の決意」を1月19日にやめてしまうという結果が出たそうです。インドの聖典「マハーバーラタの戦い」も18日間であったということで、とても興味深い偶然ですね。

それでは、なぜ「新年の抱負」を続けることがそんなに困難なのでしょうか。

一番大きな要因として「悪習慣」を打ち消すのはとても難しいということがあります。

聖人パラマハンサ・ヨガナンダ曰く
「悪習慣というものは、私たちがどこにいても抱いている牢獄のようなもの。何世もの間に何度も繰り返しやっている悪習慣は大きなパワーを持っている」

そこでヨガナンダは「悪習慣を打ち消して新しい習慣の持久力をつけるためにはどうしたら良いか」という話を生前、新年になると弟子達にしたそうです。

この話を私なりに解釈して4つの大切なポイントを今日お話ししたいと思います。

ポイント1:目標は実現可能なものにする

悪習慣というのはとても明確で、それをしないと落ち着かない気分にさせます。そのため新しい良い習慣についても同様に、とても明確にすることが大切です。例えば「毎日瞑想をする」という漠然とした目標ではなく、いつ、どこで、何分、どのくらいの頻度でするか、などとその目標が明確であればあるほど、そして実現可能なものであれば、意識がそれに従う可能性は高くなります。

ポイント2:Will Power(意志の力)

決意の種を蒔いたら、それに水をやり育てないといけません。悪習慣というのは何とかして私たちをそちらに仕向けようと、あらゆる手段(言い訳)を使って誘惑をしてきますよね。それに打ち勝つためには「何がなんでも!」という精神が必要です。頭の中では悪習慣が始めたあなたを負けさせるためのゲームが行われています。それに勝つためには不屈の精神でやり続けるしかなく、それを数週間続けていくと新しい習慣が定着していきます。

ポイント3:過去の失敗を意識しない

また過ちを分析することも意識がそちらへ傾くのでやらないでください。それよりも新しい目標をアファメーションとして「すでにその状態になった」という意識を持つようにしましょう。意識すなわち神の意識が全ての現象を作っていることに気づいてください。

ポイント4:見えないパワーに常に触れていることを知る

日々、何事にも感謝の意識を持つようにしましょう。そうすると私たちの意識には拡張が起こります。この拡張についてヨガナンダはこのように言いました。「私たちの内にある隠された神の無限の力への畏敬の念が新たとなる」

もし、このポイント4の状態が可能となったら、最初の3つのポイントは気にすることなくとも、目標は達成されます。ポイント1〜4は私たちの努力によって成し遂げれるもの。ポイント4は神との領域です。

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・・・私のコメント
やはり結局、自分の意識と神の意識を同調していくことが大切なんだな。って思いました。大切というか、唯一の道。

ポイント1〜3ができる人はきっと目標を達成できているんだろうけど、無理矢理感があったり、苦しかったり、本人も知り得ない大きな可能性が発揮せずにいるのかと思いました。

Muraliが話の中で、Deenaと言うマラソン選手の例をあげていました。ある時点で記録が伸びなくなり他の選手に抜かされるようになった時、ある人からの助言があり、それは毎日10の思いつく感謝の気持ちを日記に書いてみなさい。と言うことでした。それから彼女は感謝を見つけることが習慣となり、そのうち自分の中に流れている神なるパワーを感じるようになったそうです。それから記録は伸びて最高記録が生まれ16年間その記録を超えるランナーがなかったという功績を残しました。

「感謝の気持ち」「意識の拡張」それがキーワードのようです。

「感謝の気持ち」を書くジャーナルもよく耳にしますよね。その真髄にはこんな素晴らしいことも隠されていたなんて。

それでは今週いっぱい使って、新年の決意を決めてみようと思います。

実現可能で明確な目標。

感謝のジャーナルもはじめようと思います。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

初めてかいた文章。やってみてすごいパワーをもらいました。
伺った話の理解力と意識に落とし込む作業もできたようで、これは素晴らしい作業ですね。

これからも頑張ります。(笑)





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