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解説!インデックス投資を選ぶワケ?

投資は稼げるよ?積立NISAはいい!なんて言葉は良く聞きます。
ですが、その中身を全く知らずに米国株や全世界株を買っている友人、あるいは何となくお気に入りだからといって個別株を買っている先輩が周りにいます。

今日は今流行りの
・インデックス投資
・積み立てNISA
・長期投資

がなぜオススメされるのかを考察いたします。


※本記事はこれらの文献を参考しております。
賢明なる投資家 - 割安株の見つけ方とバリュー投資を成功させる方法
 ベンジャミン・グレアム(著)
ダンドーのバリュー投資 ——低リスク・高リターン銘柄の発見術
 モニッシュ・パブライ (著), 船木麻里 (翻訳)
金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学
 ロバート キヨサキ (著), 白根 美保子 (翻訳)
貯金感覚でできる3000円投資生活デラックス
 横山光昭 (著)


インデックス投資+積み立てNISAが良いと言われるワケ

①個別株投資は初心者が簡単に行えるほど楽なもんじゃない
②手数料を少なくできる
③企業と時間の分散投資が勝手にできる
④株投資素人が唯一プロと張り合える戦術


理由

①株価の気まぐれなんて全然わからない

こちらのイラストをご覧ください。

ある日のチャート

 株は「安い時に買って、高い時に売る」ことが基本ですが、それを実践するのは素人では不可能です。私は株投資を始めてから一応これでもスイングトレード解説書や有名投資本を読みましたし、vix指数、CPIの動き等の別の指標となるものも見ておりました。しかしどれだけ知識を得ても実際の株価は誰にも読むことができない事を痛感しました。(本当にあれだけ頑張ってにらめっこしたのに無残な結果でした)

だから「機械的に定額を積み立てられるインデックス投資」をオススメするのでしょう。

②手数料の壁

 株の取引きをするのはタダではありません。手数料がかかります。
投資した金額が少ない場合、この手数料上回るのは至難の業です。

 例えば、SMBC証券の売買手数料は137円です。株価1000円を1株購入し、2%株価が上昇したとします。株価は1020円になり20円の儲けにみえます。
しかし、これを売ると売買手数料でマイナスですね。
仮にプラスにするのは1300円程度株価が上がらないといけません(+30%)
現在株価が-20%で下落相場だ!と騒がれているのに、+30%が起こる事がどれだけすごい事かわかると思います。

 文献にも取引の回数が多ければ多いほど、負ける可能性があると記されております。だから、「インデックス投資でほったらかし」が有効なのです。
(インデックスファンド自体が運用手数料安いですしね)

③複利の効果

月3000円(年間36000円)を年利4%で積み立てたとき

 理想論ではありますが、このように株価が毎年4%ずつ上がっていったときに、1年目は36000円×1.04、2年目は36000円×1.04×1.04+36000円という感じに利率がかなり影響します。
 逆の例えになりますが「ローンの全く逆です
投資した金額が多ければ多いほど、この「4%」が大きく作用します。
ですから、「インデックス投資でほったらかし」が有効とされています。

※尚、年利4%としたのは少なく見積もったからです。結局「机上の話」ですので実は年利3%でもよかったのではないかと思っております。

④企業も時間も勝手に分散される

インデックスファンドはそもそも株価指数(ダウとか、S&P500とか、日経平均とか)と同じ動きをするような商品で、その中身は有名企業の詰め合わせの商品です。
商品にもよりますが、債券や不動産にも一緒に投資ができる商品もあります。ポートフォリオが大切だ!と小難しい事をよく聞きますが、インデックファンドに投資すれば既に分散されているという事です。

また一括で大きな金額を投資すると負けた時の被害は甚大です。しかし、毎月コツコツと積み立てる。そしてドルコスト平均法でその時の安いタイミングで勝手に買ってくれます。これで時間の分散投資ができます。

ですからインデックス投資、積み立てNISAが良いといわれます。

⑤積み立てNISAは非課税

言わずもがな、積み立てNISAは利益に対して税金がかかりません。

⑥長期でアクティブファンドよりも成績は上回る

長年の歴史が証明しているそうです。そう参考にしている書籍には書いてありました。株投資の素人が唯一プロと互角に渡り合える戦術らしいです。

まとめ

長々とどこでも書いてるような事を書いてしまって申し訳ありません。
もっと①のあれだけ粘ったのに高値をつかまされました!というオチに繋げればよかったとこれだけ書いたのに後悔です。

さて、いろいろ調べていった結果、結局「今後、世界の株価は上がり続けるだろう!」という前提で長期、分散、積立が株式投資において有効だという事みたいです。私も投資信託(S&P500、全世界株)、ETF(S&P500)を保有しておりますがこの戦術が本当に正しいかどうかはわかるのは何十年後になりそうです。しかし、危険と闘わなければ何も変わらなそうですしね。

本日はインデックス投資が有効な理由を書かせて頂きました。
ここまで読んでいただき有難うございました。

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