小袋朋美

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最近の記事

絵本ゼミの仕上げ終了!

8月3日インフィニティアカデミアのミッキー絵本ゼミ、仕上げのリアルゼミが終わりました。 これまでの個人作業からグループ発表の為の共同作業に移りzoomが続く忙しい7月でした。でも、だんだんと発表する形が整っていく過程は過ぎて見れば楽しいもの。発表までを振り返り、その意義を考えます。 また、それとは別に写真家の佐藤圭さんの講演があり、最終日には大雪山写真ミュージアムの館長、市根井孝悦さんにお話を聞けました。市根井さんは、山に出掛けている事が多く、直接お話聞けたのは幸運だった、と

    • 絵本ゼミ最終回

      始まったと思ったら、あっという間の最終回。今期は、期間が短くて、濃縮されたゼミでした。 1、今回印象に残ったこと 今回は、絵本を提示するだけでなく、好きな場面と、その場面のどの様な所が好きなのか説明する、というのがとても印象に残りました。 其々持ち寄った本は受賞作なので、それなりに既に評価されている訳ですが、その公的な評価にプラス自分としての評価を言語化する、というのは大事な作業なのだ、と教わりました。 「好き」は主観。それを言語化する事で客観的な力を持つ書評となっていく。ミ

      • 第3回絵本ゼミ終了!

        あっという間に6月、と思ったらもう下旬に入ります。 11日にミッキー絵本ゼミの3回目受講。 今回私に刻まれたのは、「考える」という事。「先生の仕事で大事なのは知識を教える事てはない。どうやって知識を増やしたり深めたり出来るか、そのやり方を示したり、考えさせたりする事。自らやる事でしか自らを豊かに出来ないのだから」と、そのまま言われた訳ではないのですが、受け取りました。 で、今は受講する側なので、先生から出される課題の意味を「考え」「自らの課題を見つける」という意識を持ちつつ臨

        • 絵本ゼミ2回目!

          ミッキー絵本ゼミ、第2回は、コルデコット賞受賞作を各自選んできたものを、先生が時系列に解説してくれました。 いやいや、面白かったです。 1、時代の反映 時系列に見ていくと、その時代のアメリカ社会情勢も反映されてて、公民権が確立された年には黒人の男の子が主人公の「ゆきのひ」が選ばれてたり。 でも、「ゆきのひ」は色調の美しさ、コラージュ等の技法も優れていて、後でキーツ自身が賞の名前になる程、質の高い絵本という事でした。だから、単に時代のトレンドを追ってる訳でなく、アメリカの絵本の

        絵本ゼミの仕上げ終了!

          絵本ゼミ始動!

          ミッキー絵本ゼミ3期が始まりました。 今期は世界の絵本賞から、各国の絵本に対する姿勢や、「良い絵本」の考え方などを学びます。 始まるにあたってのミッキー先生の言葉に背筋が伸びました。 「みんな、其々のフィールドがあったり、絵本に対する経験値も違う。人と比べず、昨日の自分と比べよう。」 これは、とても優しい言葉であると同時にとても厳しい言葉です。 常に自分が問われている。 2回目のゼミですが、一期過ごしたからこそ、身に染みます。 その厳しさは、一緒に学ぶ仲間が比較では無く助け合

          絵本ゼミ始動!