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発達凸凹っ子の子育て情報、どの程度信頼できますか?

2018年頃から、神経発達症(発達障害)関連の情報収集は、身体を中心としたものに絞ってきました。

理由は「情報はどの程度、正確なのだろう?」と、ずっと悩み「身体に着目した」からです。そして、結果は驚くほど出ました。

ああ、そうなのかー。やっぱりSSTじゃなかった…と思ったのです。

今日は、情報過多時代の発達凸凹っ子情報の信ぴょう性について野本さんの記事から考えてみます。


情報時代は受け手で決まる

野本響子さんのX(旧ツイッターの2021年8月13日)では、情報について、こんなことをつぶやいていました。

長男の高校では、米国の科学ドキュメンタリーを見て、
どこが資金を出しているか
専門家はどういう役割を果たしているか?
実験は効果的か?
誤謬はどれくらい使われているか?
をチェックし、どの程度信頼できるかを議論。
どうやって情報の信憑性を判断するか? は今必要なリテラシーだと思う。

また記事では、情報を受け取る力についても考えさせられました。

引用します。

メディアにしても、実は、中立で正確な報道って難しいです。
私を含め、誰もが思い込みや、偏見に囚われてます。
実験をする科学者も同じかもしれません。

なので私は「受け取り手」が変わるしかないと思ってます。

野本響子@文筆家&編集者・在マレーシア

誰もが、思い込みや偏見に囚われている…にドキッとさせられませんか?

疑うことから始まった発達凸凹っ子情報への探求

例えば、誰にでも有効とされている身体へのアプローチは、成人以降の発達凸凹のある人にとって、今ではとても重要になっています。

子どもの分野でも、作業療法士が関わっていたり、体の動きを重要視している保護者、事業所は増えてます。

なぜ変わってきたのでしょう?

私は、探求している方がいたからだと思うのです。

薬を飲んでも良くならずに重度化した人や、再現性のないアプローチばかりを取り入れてしまった人。

苦しむ人たちの姿に、今あるシステムの方向性や情報の信憑性を確かめた結果、身体の動きに着目したアプローチが増えたと思うのです。

そして結果につながっている…。

私の身近には、情報を疑い、方向転換した親御さんたちは割といて、社会人になってからも成長を遂げているASD,ADHD,知的障害のある人はいます。

人生を健康的に、マイペースに進んでいる人たちは、重度化していないのです。

だから、思います。

情報の信憑性について考えていただき、信頼できる情報を手に入れ子育てに役立てていただきたいと。情報の信憑性を確かめる手法については、野本響子さんの本「子どもが教育を選ぶ時代へ」や記事がおすすめです。

ぜひ。


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