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星が瞬くこんな夜に

今この文章を深夜の公園で一人かいています。
人生はとても辛いです。
人と人を比べることはもうたくさんだと思います。
何故かいつも自分が比べる側に立つことはありません。
いつだって雑魚のままです。

目の前に人が通りました。
ガン見されます、それはそうでしょう。こんな寒い夜に、こんな時間に、こんな駄文を書いてるのは障害者です。

来世は人間にはなりたくたいです。東京タワーが見えるタワマンの一室で飼われる猫になりたいです。
猫になって金持ちの家のオーダーメイドカーペットに糞をしてみようと思います。

世の中自殺を反対する声は大きいです。
その通りです。正しい。人はむやみに死んではいけない。頑張って生きよう。ぼくが、私がいるから。だとか。

皆道徳的に、本能的に自死はいけないことだって分かっているはずなのに、人が死ぬように促しますね。責任の所在を押し付けあったりします。他人を一切信用しません。

 新宿駅でダンボールの上に寝るホームレスをいつも横目に、電車に乗ります。
一度駅を出ると、犬にお洋服を着せて楽しそうにマダム達が行き交います。
 街頭には世界の総意を盾にした、ポリコレ推進派がいます。ヴィーガンがいます。
「多様性は国民の総意なんです!!」

 多様性を認める総意があるなら、ダンボールの上で今も寝ているポッチャマ達を救う世論はないのか。ないか。あるわけないか。

一方で僕のような馬鹿共は道徳的に正しくない薄っぺらな曲に感動し、その歌詞に憧れたりします。往々にして僕みたいな馬鹿共が生きることのできる唯一の理由は未来がまだ未定だからということにすぎないからもしれないですね。


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