セブンイレブンで英世に縛られたい。
すべてが手に入るよりも、何かの縛りがあったほうが「その中で最善を尽くす」という模索がある分だけ楽しいのではないかと。
前者はそれはそれで素晴らしいがきっと退屈であろう。
そういうわけで初回はセブンイレブン。
酒のツマミを買う。
予算は、、、ベタに1000円。
何のことはない、コンビニでツマミを買って家で酒を飲むだけである。
ただし、お酒は家にあるものを飲むので予算に含めない。
そのくらいはユルくやるのだ。
そんなわけでセブンを物色してきた。
最近でこそコンビニに行く機会はそれほどないが、一人暮らしの頃は仕事帰りに毎日寄っていた。
その際には「自分の中での定番セット」というものがある程度あった。
頻繁に使うとなると、やはり財布を気にする。
自然とコンビニという枠の中でコスパを考えながら自分の好みを選ぶようになる。
さて、今回は毎日の生活ではなく、1000円札を握りしめて、ただただ自分の好きにツマミを買えばいいだけの話だ。
だから、腹を満たすコスパは無視していい。
だって、そうだろう。
中本のラーメンにデカいパンとか買って100円のスナック菓子を買ったら500円で確実に腹パンだ。
でも、それはなんか今回の趣旨とは違う(もちろん、蒙古タンメンのカップ麺は美味しいし好きである、実店舗より美味いまであった)
さぁ、始めましょうか。
まずは目についたのはコレ。
【振って食べる砂肝ポン酢】税込270円。
居酒屋でこんなお通しが出てきたら当たりの店だ。
コリコリとした砂肝に玉ねぎのアクセントもネギの風味もいいし、味付けがポン酢というのもちょうどいい。
こんなアテで来られたら、やっぱり酒も王道のスーパードライで迎え撃ちたい。
これで開幕した。もう優勝しそうである。
乾杯の嬉しさとドライな喉越しを楽しむと、一気に半分以上飲み干すことになる。
ちなみに飲む15分前に冷凍庫にインしておくと美味しさが体感2倍増しなので忘れずに入れておきたい。
砂肝をチビチビとつまみながら、次の一手は、、、
【直火で焼いた和風おろしハンバーグ】税込311円。
肉か魚で迷ったが、今日の気分は肉だ。
一人暮らしの頃、スタメンで買っていた思い出もある。
200円くらいだったと記憶しているが、このご時世じゃそこは諦めがつく。
容器のままレンチンできて皿が不要なのも嬉しい。
自宅で2分で熱々のハンバーグが食べられるなんて最高だ。
一口大にするために箸を入れたときに溢れる肉汁を見るところが「ハンバーグ」という料理の個人的なクライマックスである。
自分でも何を言っているか良くわからないがそういうことである。
とっくに缶は空いているので、さっさと次のアルコールを用意することにする。
ここは「先生」ことティーチャーズのハイボールで肉の脂を流し込みたい。
散々値上がりはしているものの、それでも探せば1000円ちょいで買える。
お値段の割にスモーキーさを感じられる、コスパが大事な毎日の家飲み用としては及第点以上の美味しさ。これを強炭酸水で割る。
、、、うん、美味い。
リーズナブルだから躊躇なくゴクゴク飲める。
ちなみにスモーキーさが苦手な方へは「ブラックニッカ スペシャル」をおススメしたい。1300~1500円くらいだが、こちらも美味しい。万人受けタイプ。
【醤の旨さと花椒のしびれ 麻婆茄子】税込257円。
セブンは冷凍食品も豊富だ。使わない手は無い。
最近は「痺れる」、いわゆる四川風の麻婆が増えてきたような気がする。担々麺もそう。
花椒が好きな自分としては嬉しい限り。
舌が痺れる辛さは美味い。
この類はなるべく熱々にして食べたい。
酒も当然進む。足りない。
3杯目はチューハイ。キリン 本絞りのグレープフルーツ。
このシリーズはお酒に「余計なものを入れていない」。
パッケージにも書いてあるが「果実とお酒だけ」なのが精神衛生上満たされる(実際、混ぜられていても自分には味では分からない)
というわけでスッキリ美味しく感じる。気持ちの問題はとても大きい。
後味がどこかほろ苦いのが嬉しい。
1000円縛りという枠の中でデザートまで食べてしまう。
小遣い枠は限られているが、シュークリームなら胃袋も満足だ。
甘いものも別腹ではなく、物理的に胃は一つなので糖質は体内に蓄積されてしまうが、、、今日は気にするのは野暮だ。
セブンの会計は4品で998円。
お酒は入っていないが1000円札1枚でこれだけ楽しめれば十分である。
当然、ここで全てが終わるはずもなく、この後も家にある酒を飲み続けるわけで楽しい夜は続く。。。
皆さんのセブンチョイスはどんな感じですか?
おしまい。
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