ADHDがマルチタスクを行うノウハウ

自分が実践例です。良かったら参考にしてください。


ADHDなどの発達障害の人は、往々にしてマルチタスクを管理できない傾向にあるかなと。具体的にこれらの事ができません。

  1. 複数のタスクを同時に進行する

  2. 1は同時に近いの締め切りが3つ以上ある。

  3. 1が難しい場合は納期調整を交渉する




小手先のテクニック

単純作業は自動化

これは当たり前すぎですね💦Windowsの標準機能(スタートアップ機能、タスクスケジューラー、パワーシェル)なでで日々の単純作業を自動化できます。例えばですけど、PC起動時にゴミ箱のデータを削除なんかができます。これの何が良いかと言うと、「この日のこれをやるなど」など脳の短期記憶を貯めておく必要がなくなるからです。


PC画面は集中力を乱さないものにする

余計なものがあると注意力が散漫になります。デスクトップの画面はシンプルなものにしましょう。特に指定がないならPCデフォルトで良いでしょう。右側にあるガジエットは無くしましょう。タスクバーにあるアイコンも基本使用していないものは、表示させないうようにしてください。Webブラウザのタブも同様です。開くものは最大でも7,8個にし、使っていないならタイミングを見計らって削除しましょう。


メール

自身とあまり関係のない件名であれば、フォルダを作成し、受信時にそこに自動で移動させるようにしましょう。メールの確認って結構集中力を乱されます。定期的にメールも整理しておく事をお勧めします。返信について、余程重要なものでなければ、まとめて返すのもお勧めです。



マクロはWebでミクロは紙でタスク管理

マクロ…要は今後のスケジュールも含めてです。PCデータだと何かと開く&管理が面倒です。私見ですけど、office系って何かと開きにくいんですよね。Webであればタブの一部として扱えるので管理も楽になりますし、保存も自動でしてくれます。ツールは特に指定はありません。使用しやすいもので良いでしょう。

進捗管理ですけど、

  1. 何をやっているか

  2. 1の期日は何時までか?

  3. 1の進捗は?(何が終わっていないか)

  4. 1はいつやるか?

が少なくとも把握できるものが望ましいです。後でやるタスクは必ずこのタスクシートに記載しておきましょう。土日挟むと人は簡単に忘れます。

ミクロ…その日行う事は紙に書いておきましょう。なぜ紙かと言うと、手軽に扱いやすいのとその日しか使用しないからです。長期間のものですと、なくす、どこに何が書いてあるか解らない、使い勝手が何かと面倒(スケジュールの修正など)と言った事に見舞われる可能性が高いです。Webシートから今日やるタスクを決めておき、それ以外はやらないようにしましょう。余計な事を考えると脳のワーキングメモリの浪費となります。


納期の確認や調整

口頭ではなく、文面にして残すようにしてください。また、定時までなど細かな時間も確認できると良いでしょう。この手の水掛け論になると、力関係は勿論ですけど、タスク管理ができていない人が往々にして不利になります。納期が問い合わせたにも関わらず返答がないものは基本後回しで良いです。ひどい言い方をすると、納期を指定しない方が悪いです。また、何時迄にの指示が明確でないなら納期が決まっているものが終わり、余裕がある時に行いましょう。


タスクオーバーなら安易に引き受けない

お世話になっている人からの依頼、品質トラブルなど社外に迷惑がかかるもの、その他明らかにやばいもの、自分にとって明らかに優位性があるもの以外は断りましょう。断り方ですけど、「ちょっとこれをやっていて、やるのが難しいんですよね。どうしてもな内容なら、当事者同士で納期交渉をしていただけないですしょうか?」もしくは、「自身では判断ができないので、上司や課長なりに相談していただいてもらっても良いですか?」などがあるかと。

無理な依頼をしてくる輩は大概頼んでも文句を言わず黙々とやってくれる人を探します。余談ですけど、ADHDなど発達障害のある人がそのターゲットになる傾向があります。そのため、自分一人では決められないので、上司や課長に相談しましょう。周りを巻き込む事で、無理なお願いをしている事が周囲に知れ渡ります。この手の輩はまずご自身の保身を考えるので安易なお願いをしなくなります。

困っているのを放っておけないと言う意見はごもっともだと思います。しかし、まずは自身のタスクを残業なく完了させる事を最優先にしてください。この手の輩は、大概タスク管理が下手くそです。この手の人は自分の事しか考えていません。ひどい人だと「どうせコイツなら引き受けてくれるだろw」と軽く見ている傾向があります。いずれにしても貴方が頑張りに感謝もしなければ、貴方が困っていても体の良い言い訳を作って逃げ出すのが落ちです。距離を取るようにしましょう。


定時すぎたら早めに帰る

定時すぎると能率も落ちるだけでなく、ミスのリスクも高くなります。各タスクが予定通り進んでいるのであれば、定時になったらさっさと帰りましょう。と言うのは表向きの理由です。裏の理由として、面倒なタスクを任される可能性があるからです。何で面倒かと言うと、定時過ぎての依頼は周りから感謝されないもか、タスク管理できないor相手の都合を考えない輩からの依頼が大半だからです。また、前項の無理なお願いをする輩に関わる機会も多くなってしまいます。

そうは言っても、皆残業しているから帰りづらい…なんて意見もあるかと思います。そんな裏技の一つとして、早めの出社です。早く会社に来ているので、早めに帰りやすくなります。

中には嫌味を言ってくる人もいます。そのような人がいたら、「早く出社していますので」「ああ、そうなんですか?」「無理な残業は明日に響きますので」「仕事量が少ないかは自分では判断がつかないのでマネージャーに相談してはどうでしょうか?」などと言って相手にしないようにしましょう。余談で生活残業やっていた奴がこのような嫌味を言った時は呆れました。

また、打ち合わせなどを当たり前のように定時後に入れてくるととも距離を置いた方が良いでしょう。この手の人は相手の事をあまり考えていない節があります。もちろん、急な依頼、締め切りがあるなど特別な事情があればこの限りではありません。