NISAの記録 - 2024年の03月①~ 今の高騰相場で思う事


一言でいうなら「調子に乗らない」そんなん当たり前じゃん….それはごもっともなんですけど、歴史上の人物の失敗を見ているとこれが大半を占めているような気がします。解っているにも関わらず、同じ失敗を繰り返す。ここ最近のあがり相場を見ていると自分含めて人間ってホント単純な生き物だなあと思います。




大金は人を破滅に導く危険性がある

身近な例ですと、数年前のyoutuberなどがその最たる例でしょうか?Googleから思わぬ広告費が入った途端に豹変→これが俺が実力だ!と人を見下した態度、しょうもない豪遊自慢、不祥事起こしても開き直り…と言った見るに堪えない光景は人によっては嫌というほど見てきたと思います。そして、凋落して周囲に助けを求めるも誰からも相手にされない、かつてのファンからは罵詈雑言と無様な姿を晒し、最悪の場合は犯罪紛いな事業に手を染めることもあります。

それは、youtuberのような社会不適合者だからでしょ…って意見もあるかと思います。そんな事はありません。

清貧の士が大金を手にし変貌する様を何度も見てきた

HUNTER×HUNTER 37巻より引用

とあるように、え?この人が?言った事も珍しくありません。どんな人間でも豹変してしまう危険性があります。具体的な事例ですと、経営者がたまたま時代の流れに乗ったサービスを展開→富を築く→調子乗り勝算のない勝負をして負ける→破産なんて事もは往々にしてあります。

社会人が個人で資産運用をやっている場合、昨今のような上がり相場でで大金を入手。自分は時代を読める力があるなど妙な過信をする。生活資金までに手を出す、個別株、FX、仮想通貨にまで手をだす→破産。それだけでなく、周囲に不用意に自慢→悪意のある人間に絡まれるor人間関係を破壊する…職場での居場所を失う…なんて事もあるかと。


資産運用で心しておくこと

自分で自分をコントロールしましょう。


ストレスを溜めない

この記事にもあるように、日経平均を売却し、¥50,000ほどの臨時収入がでたので、少し贅沢しました。こんな感じで月に1,2万程度の贅沢や、日常生活をより良くするものであれば使ってもいいかなと。しかし、必要なものだけに留めています。パソコンはもうすぐ5年、スマホは2年経過していますけど、まだ買い替えない予定です。

間違えても固定費を資産運用で賄わないようにしてください。まあ、年収の時点でアパートなど一定の信用が必要なのは弾かれると思いますけど。NISA口座は基本放置ですけど、特定口座は積極的に売買する予定です。

次に人に話さない&比較しないようにしましょう。SNSを見るとFXだの不動産だので私はこんなに稼げました!…なんて情報が溢れています。そんな100万分の1レベルの一握りの人間です。自分がS○Iや楽○などの証券に手を出さず銀行口座にしたのはこれが理由の一つとしてあります。

自分の投資信託の情報を公開している人がいるようですけど、絶対にお勧めしません。悪意のある人間の恰好のターゲットになります。以前Twitterをやっていて、稼いでもいないのに副業に関する事を軽く呟いただけなのに、スパム系のダイレクトメールが5通も来ました。因みにヤバイ奴に絡まれたら、ブロックするなりして徹底的に距離を取りましょう。SNSは基本このnoteしかやっていません。

どうしても話したくなる…って人がいるのも解ります。その際は、信頼できる親族、長い付き合いのある友達でプライベートな空間のみに留めましょう。会社などビジネス上で付き合いがある人とは話さないようにしてください。




一年分の預貯金は必ず残す…それができないなら…

この手の時によく来る暴落になると、最悪評価額が半分にまで下落します。そして復活には2,3年程度は必要になります。それに耐えられるように一年分の生活費は絶対に絶対に確保しておきましょう。

お金がないと人は必ず負の感情に苛まれ社会人スキルが著しく低下します。その割にお金があるから必ず幸福になる…とまでいかず不幸にならない?かと言われたらNoです。
具体例です。

  • 短絡的な思考になる

  • 倫理的価値観がなくなる

  • 喜怒哀楽の感情を抑えられなくなる

  • 人からの評価を気にしなくなる。

そのため、こんな高騰時であったとしても…というより暴落が来るのってこんな上がり相場が大半のような気が…話はそれましたけど、暴落が来た時に備えて、1年分の生活費は残しておきましょう。当面の生活は保証されるので、多少なり余裕を持つことができるかと。因みに、食費、家賃、水道光熱費はもちろんの事、税金も考慮しましょう。

因みに、厚切りジェイソンさんは給与の3か月分以外は投資に回せと仰っています。これは、ジェイソンさんのように仕事に困らない人だから為せる業なのです。自身が凡人であれば、一年分は確保しましょう。自分自身も「こんなに上がり相場なら前述のジェイソンさんのように三カ月…通り越して一か月で十分じゃない?」とちょっと考えてしまいます。

そんな感じで、私のようにチャンスを逃してしまうのでは???と考えている人もいるかと、そんな人は債券を購入しておきましょう。債券であれば暴落がきても、その影響は受けません。また、騰落したとしても、10%程度です。株式と違って復活するには時間がかかります。それじゃ損じゃん???って意見ですけど、その分株式が上がります。そのため、トレードオフと考えてた方が良いでしょう。余談で、為替ヘッジですけど、信託報酬が割高になるため、私はなくても良いかなと思います。具体的な買い方として、一年分の生活費が360万とすると、240万は先進国債券に回すと言った感じでしょうか?


おまけ

書いていたら、上昇が停滞し、円高になりましたね。正直これでいいと思います。S&P500に追加投資しようかなあと考えていたのもあり。これで心置きなく、債券に回せる。人間って本当に単純ですね(笑)しばらくは上昇と下落のシーソーを繰り返す事を祈っています。今回のように急に下落が来たりするなんて事は日常茶飯事です。それに耐えられる自信がないなら、最悪半分になっても良い金額を毎月定額で行う事をお勧めします。

投資信託で不安にならない方法は社会に必要とされる人材になる。そうすれば、食いっぱぐれる心配はなくなります。そのためには、日々勉強ですね。勉強って言っても何していいの?って人もいると思います。そこら辺は次回書こうかなと。