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憧れの利尻島へ(①:上陸~島内散歩)

利尻島旅行記の2回目(全4回予定)です。
今回は半ば搭乗記のような内容になってます。
前回の記事(羽田から丘珠空港まで)はこちら↓


いよいよ利尻島へ

保安検査場を通過後、ほどなくして搭乗予定の機体が駐機場に入ってくるのが待合室から見えました。
プロペラ機に乗るのは何年ぶりだろう…。

ボーディングブリッジがないのでよく見えます。
鶴丸ロゴが付いてますが、運航はJAL本体ではなくグループ会社の北海道エアシステムが担当

そして、搭乗開始のアナウンス。
ドアが後方にあるので、前方座席の乗客が先に案内されます。

後方のドアがそのまま階段になるスタイル
JAL仕様ながら機内誌等に独自色も

小型機ですが、インテリアはしっかりJAL仕様。LED照明でした。
ドリンクサービス(挙手制)もあり、希望者にはスカイタイム(ももぶどう)が提供されました。

短距離路線なのにおかわりまでいただくという。CAさんの手際の良さにびっくり
羽幌あたりかな?

丘珠を離陸後、機体は日本海の海岸線に沿って北上します。
窓からはオロロンライン沿いの町がよく見えました。

立ち並ぶ風車群

窓からの景色を楽しんでいると、あと5分ほどでベルト着用サインが点灯する見込みとのアナウンス。
機体はだんだんと高度を下げ、左に旋回していきます。
そしてついに・・・

利尻島が見えました!
広いすそ野を持つ利尻富士。山頂は雲で見えず

窓の外に利尻島が現れました。
利尻富士はもちろんのこと、海の青さにも目を奪われます。

沓形の街が見えてきました。

機体は島をなぞるように旋回し、定刻で利尻空港に着陸(けっこう揺れた)。
飛行機を降りて振り返ると、利尻富士が堂々とそびえていました。

機体と利尻富士。山頂には笠雲がかかっています
空港ターミナルビルには歓迎の看板が

利尻空港から最寄りのバス停へ

預けた手荷物を受け取ったら、鴛泊の宿へと向かいます。
空港から路線バスに乗って…と言いたいところですが、JAL便の場合は何と接続するバスがありません。
路線バスに乗るため、最寄りの本泊バス停まで歩くことにします。
エントランスに並ぶ宿の送迎やツアーの観光バスを横目に空港を出発。

空港の駐車場から礼文島が見えました。
空港からの道。歩道が広くて安心(?)

幸いこの日は天気も良く、島の空気は札幌と比べてもさらに爽やかでした。
時折吹く潮風が心地良く感じます。

道なりに進んでバス通りに出ました。奥が利尻空港
空港から20分弱で本泊バス停に到着。フリー乗降区間らしいですがバス停まで行かないと不安

飛行機の到着が定刻15:55、本泊バス停からの鴛泊方面行のバスが16:31発なので、普通に歩けば問題なく乗り継げるでしょう(欲を言えば空港まで来てほしいけれど)。
無事路線バスに乗車し、鴛泊の市街地へ移動しました。

2日間お世話になった「お宿マルゼン」さま。気さくなおかみさんでした

ペシ岬を散策

まだ日暮れまで時間があったので、宿に荷物を置いた後、ペシ岬を散策しました。
鴛泊港近くにそびえる高さ約90mの岩山で、散策路を通って山頂の展望台まで行くことができます。

中腹の広場から山頂を見たところ。横に会津藩士の墓がありました
ノコギリソウ?

散策路の入口から15分ほど歩いて山頂に到着。
急坂で少々ハードな道でした。
展望台からは青い海が一面に広がり、港の方に振り向くと利尻富士を見ることができます。

展望台から。右下に写ってるのは三角点
鴛泊灯台方面。北国ならではの海の青さが良いです

戻る途中で鴛泊灯台にも立ち寄りました。
中に入ることはできませんが、「恋する灯台」に認定されているらしく、ハート形のモニュメントがありました。

恋する灯台は日本全国に50近くあるとか。確かに利尻まで来てくれる人なら成婚しそう
雲が切れ山頂が姿を現しました。出港したフェリーと一緒にパシャリ。

この後は、セイコーマートで買い物してから宿に戻りました。
翌日は利尻富士登山で早朝出発なので早めに就寝。
次回に続く・・・。


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