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初めに読むこと【noteに投稿する私の記事等の著作物の閲覧・引用及び利用・実践等の注意事項】(2023年5月25日更新)


 本日は 過去に開催された西山弘一の伝統 YOGAクラス(土曜クラス)での伝説の講義の一部を公開致します。テーマは引き続き『 星のヨーガと解脱を求める医学アーユルヴェーダ 』からのお話です。


 私たちが ヨーガを行なうことで心身の状態を良好に保つように、地球やその他の星々も、宇宙の状態を良好に保つようにヨーガを実践しています。星は、公転したり自転したりすることで、星同士のエネルギーの交感を行ない、様々な位置関係を形成します。その位置関係の組み合わせが、私たちが ❝ 星のヨーガ ❞ と呼んでいる名前の由来なのです。 
 
 たとえば、ブッダ・アディチャ・ヨーガとは、水星と太陽がコンジャクト(天体の部屋に同室)するヨーガの名前です。また、ラージャ・ヨーガとは、トリコーナ(天体の部屋が1室5室9室)とケーンドラ(1室4室7室10室)が関連(星同士がエネルギーの磁場を発動)する状態を言います。このように星が形成するヨーガと私たちのヨーガの鍛錬の関連性をとらえて、解脱を成就していくヨーガの奥義が星のヨーガの教えです。
 
 ジョーティッシュにおけるラーシ・クンダリーが語るビジョンの開示は、自らのヨーガの適性と方向性の指標です。星のヨーガで実践するマントラとアーサナやムドラー、そして、観想及び瞑想は【星のメッセージ】で お伝えした皆さんの「身」と「口」と「心」の行ないの成就法になります。
 ( ✽【星のメッセージ】の具体的な内容は 割愛させて頂きます。)
 
 私たちは、日常、人の身で行動し、人の言葉で話し、人の心で思っています。それが、どんなに素晴らしいものでも、予測出来ないカルマを作ります。しかし、マントラやムドラーや瞑想などのヨーガの実践は、人が普段行なう所作ではありません。人が本来の聖なる自分に立ち戻って行なう所作なのです。人の「身」の行動は、聖なるムドラーの契りを結び、人の「口」は、聖なるマントラを語り、人の「心」は、聖なる瞑想を感得します。この所作を、ヨーガではクリヤー(行)タントラと呼んでいます。このクリヤータントラとアーユルヴェーダの占星学が結びついて、星のヨーガの体系が生まれたのです。つまり、ヨーガの実践だけが、どのような宗教の信仰であれ、無信仰であれ、人ではない聖なる自分に直接繋がる時間と空間を作り出し、カルマを超えさせる道を示すのです。なぜなら、星々の光は人々の宗教的信条や思いや生き方に関係なく、私たちを平等に照らしているからです。


■ 仏教 YOGAの 一例 / 普現色身三昧


 本日、この教室では仏教系の星のヨーガの所作を実践致します。キリスト教系や日本神道系の星のヨーガの儀礼を実践される方は、それぞれの個室に移動して、ガイダンス(講師のアナウンスCD)に随って学習して下さい。




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