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meetupレポート 〜うお座につける薬はおとめ座〜

fibonaのイベントに先週参加させていただきました。

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「フィボナッチ数列」から引用された「fibona」は、資生堂グローバルイノベーションセンターのプロジェクト

「「fibona」によって外部のユニークな発想やテクノロジーと資生堂が持つ美やサイエンスの知見を融合し、世界をワクワクさせる新たな価値を創造していきます。」

このイベントは招待制で、普段は会場に観客が集まるスタイル。
今回はコロナ禍によりオンライン開催。
(オンラインを活かした見せ方がすばらしかった。詳細は触れないけれど、ビジネスや研究の人たちの間では「オンライン化がこんなに進んでるんだな〜」と思った。普段なかなか知り合うことのない人のお話を聞けるのは面白いね。)

この日のイベントテーマは、「無意識をコントロールするビジュアルメイキング」
ゲストスピーカーは「エモグラフィー」のタムカイさん

「ラクガキ」を使って、目には見えにくい感情やビジネス課題を可視化する方法を教えてくれます。
タムカイさん(タムラカイさん/通称:「水玉の人」。水玉の服をよく着てらっしゃるから笑)とは、ご縁いただきわたしも仲良くさせてもらっているのだけど、いいひとで、「お兄ちゃん!」という感じの方。
言っていいのかわかんないけど、タムカイさんはおとめ座さん。しし座っぽいおとめ座さん、と言えば伝わる人には伝わるかもしれない。
(だって絵を描くというが、すでにしし座さんでしょ?しし座はクリエイティブの星座)

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いいひとでお兄ちゃんっぽい、しし座よりなおとめ座なタムカイさん。

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今回は、「無意識をコントロールするビジュアルメイキング」ということで、タムカイさんからエモグラフィーの手法を教わる。

人の顔のラクガキってノートのすみに書いたことある人も多いんじゃないかな。丸いふちどりを顔の輪郭に、その中に簡素化した目や口を描くもの。
「ワオ!」とか「えーん!」とか言葉を添えたりして。

それを体系化させたのがエモグラフィー。
口・目それぞれ5タイプ、眉を4タイプに分けて、3つの組み合わせで感情を表現する。

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上記は、ルーシーが描いたもの。

「これをノートパソコンのイラストの画面のところに付け足してみたり…」と例を見せてくれた。パソコンがかわいい。(その絵は写真撮り忘れてないのだけど。。)

わたしは仕事でパソコンを使うことが多い。
占い師だけど最近はメディアで運勢やコラムなど文章を提供するのがほとんどで、仕事といえばお客さんとの対面よりパソコンと向き合うのがほとんど。(最近はさらにオンライン鑑定や講座なども増えた。)
だからわたしにとっては、パソコンが「仕事」の象徴。

なので、タムカイさんが見せてくれた可愛い顔の描かれたノートパソコンを自分がエモグラフィーするなら、「表情がその時々によって変わりそうだな」と思った。
文章にしやすい内容の仕事をする時はパソコンちゃんはノリノリの顔をしていて、むずかしい内容のお仕事の時はコワイ顔をしている。苦手な事務処理の時は「オーマイガー」な顔をしていて口元は「エ」の状態だろう、など。

わたしがそれぞれの仕事の内容に対してどういう気持ちを持っているかを、これまで特に意識したことはなくて、その都度「そう感じている」状態だった。

エモグラフィーという手法を使えば「知らない間にそう感じている」だったものが、「今、わたしはこう感じている」に変えられた。
「今わたしにとってパソコンちゃんはコワイ顔をしているかも。今のお仕事、わたしにとって難題だったんだな。」と。

自分がどう感じているかが分かれば、改善策も見えてくる。

わたしのパソコンちゃんはコワイ顔をしていた。実際、ここ最近のわたしは仕事に手こずっていた。でも仕事なんて、だいたいがカンタンなものではないので特に「気にしてはいなかった」けれど、コワイ顔してムズカシイ苦行に耐えるのが仕事!だとは思わないので、パソコンちゃんの顔を楽しそうな表情に変えてあげたいなと感じた。その方が結果的に仕事もサクサク進み、余分なストレスがなくなる分、質も上がるはず、と。

つまりまず思いついたのが「仕事に取り組むとき、気ばりすぎだったかも。もうちょっと楽しんで仕事しよう」というものだった。
もともと好きではじめた仕事で、楽しいことに変わりはないのだけど、大人とはなんでも苦行化させて悦に入る節がある生き物かもしれない。無意識のうちに、仕事をコワイ存在にしてしまっていたかも。まさに無意識がビジュアル化された瞬間だった。

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星占いもそんな「無意識」だったものを「星や星座に与えられた意味を使って、言語化する」という効用がある。
多くの人が星占いに求めるものは「自分がどういう人か教えて欲しい」ということだと思う。自分の知らない、いやうすうす知っていた自分を目の前にできた時に感嘆する。「当たってる!」と感じる占いは無意識下の自分に会わせてくれる。人は、無意識を実感したいのかもしれない。

星占いで「無意識」といえば「うお座」だ。

目には見えないもの。科学でも解明しきれない不思議なこと。荒唐無稽な夢の中の世界設定。そういうこと全般がうお座の担うものとされている。

そして、そんなうお座の対となるのは、「おとめ座」

おとめ座は、自律する星座。
自分の才能を活かして、人の役に立つのをよしとする星座。

自分の才能を活かすためには、自分にどんな才能があるのかを「意識化」しないといけない。
何ができて、何が不得意で、何に興味があって、何から離れていたいのか。
そういう諸々を、いくつもある引き出しにしまっていく。整理整頓。
だから、おとめ座には「ファイリング」「分類」などの意味がある。

タムカイさんは、おとめ座さんだ。

エモグラフィーの手順を「口・目それぞれ5タイプ、眉を4タイプに分けて、3つの組み合わせで…」と説明を受けて占い師は「ワオ!」と思った。
分類である。おとめ座の得意方法である。しかも、それが無意識をヴィジュアル化するために使われる。無意識はうお座。うお座の対はおとめ座。おとめ座の手法で、うお座の無意識を現実世界に引っ張り出そうとしている。(ワオ!つながった!)

うお座は「神なるもの」、そしておとめ座は「巫女」とも言う。修道女など。神の声は聞こえにくいのだけど、それをふつうの人間が理解できるものに降ろしてきてくれる人のこと。

悩みごとがある時。
人は、その解決方法を探す。
神さまに「答えを教えて」と願うこともあるだろう。
でも、もしかしたらその答えは「神なるもの」=「無意識」が知っているのかもしれない。
それを「おとめ座」=「分類」を使って自分自身で引き出せるのかもしれない。巫女のように。

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今日はタムカイさんのエモグラフィーを教わって連想したことまでしか書けなかったけど、イベントは他にも資生堂さんで製品開発されている方のお話やタムカイさんを交えてのディスカッション、それからオンラインツールを使って観覧者が参加できたりなど、刺激たっぷりな時間でした。

ゲストのタムカイさん、資生堂の皆さん、参加された皆さん、
そしてお誘いくださった大好き古賀さん♡、ありがとうございました♪

…ちなみに、わたしは資生堂さんの「ワタシプラス」にて毎月の運勢を書かせてもらっています。
「資生堂ならでは!」なのが毎月の運勢以外にも、運気を上げる星占い的ビューティーアドバイスや、毎月のフルムーンに合わせたきれいになる過ごし方も提案しています。

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