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日本代表⚽️観戦記 in新潟

私は普段リーグアン🇫🇷の試合を中立の立場で観て、お互いのチームの簡単な分析を行なっている者です。ですので、毎試合情熱を持って応援するチームはありません。

過去にはサポーターとまではいかないものの、熱心に試合を見ていたチームもありましたが、近年は中立の立場で観ている分、毎試合祈りや期待を抱きながら観ることに疲れてしまいました。

もちろん中立的な立場で分析することも疲れますが😅、そんな私の心の一番の支えになっているのが我らが日本代表🇯🇵⚽️です。(フランス代表🇫🇷はおまけ的存在)

W杯で奇跡を見せてくれた日本代表のチケット入手はかなり困難な状況になっている今日、5年ぶりに新潟で開催される日本代表のチケットがようやく買えました😭

日頃noteやYouTubeのアドバイスをくれる大親友と共に観戦した日本代表×カナダ代表の観戦記録を今回は綴りたいと思います。



席運だけはいいやつ

基本的に私はサッカーの試合を現地観戦する際は、ピッチ全体に目が届きやすい真ん中の席を選びがちです。もちろんお金はその分増えるものの、エンターテイメント性と自分なりの拘りを考慮していると、いつの間にかクレジットに多額の請求が来るようになってます

今回も真ん中の席(カテゴリー1orカテゴリー2)をターゲットに見据えて何とか激しい先着制のバトルを勝ち取りました🎊

争奪戦という事実だけが頭に残っていましたが、連番の場所を必死に探していたことは覚えていて、結局どこら辺の席になっていたのかは把握しておらず。しかし、自分は席運だけはいいやつだなと席についてから実感した次第です。

1席1万円以上もする席に貢いで良かったと、その景色が見えた瞬間に思いました。こうして見ると噂通りデンカビッグスワンスタジアムは広いですね🤩 陸上トラックは邪魔になりがちですが、この設計はゴール裏でも見やすいのではと感じました。

それよりも述べたいのは、スタジアムのアクセスの良さ。アルビレックスの試合が行われる際もそうらしいのですが、臨時バスの手配の良さ💯。15分の距離をたった300円という値段設定もさることながら、スタッフさんたちの丁寧かつ迅速で臨機応変な対応にはチップをあげたいくらいでした。



今回のお目当てはもちろん...?

日本代表の中で特に思い入れの強いのが、この3人です。一番奥から。昨季リーグアン初挑戦ながらインパクトを残し、今やスタッド・ランスの顔となっているイナズマ伊東純也⚡️。LASKから伊東を追って移籍し、、同チームの左翼を担う中村敬斗。W杯以来の代表復帰でいまやチームの最重要核である"モナ王"こと南野拓実。代表前に直接対決で凌ぎを削り、遠方フランスから我々を魅了してくれているリーグアンのイケメン三銃士。

いやもうこのスリーショットでも堪らないのですが、森保監督はそんな私の心をさらに高ぶらせてくれました🥹 当日、2列目に並んだのはまさにその3人! なるべく携帯で情報を見ないようにして、スタメンをスタジアムアナウンスがあるまでドキドキしていましたが、ウォーミングアップの際にスタメン組らしき集団の中にこの3人の姿が見えた際は「もしや、もしや!?」とドキドキしていました

モナコとスタッド・ランスの試合を全て視聴している身から簡単に分析すると、3人は各チーム・リーグアンで行っている役割またはプレーをしっかり発揮できている印象でした。軽快なフットワークを披露する南野拓実、緩急あるドリブルで右を切り裂く伊東純也、少しずつフィジカル面の向上が見られる中村敬斗。普段目にする機会が多い関係性だからこそ、連携面や各々の特徴をしっかり把握・尊敬している様子が窺えました。


リーグアンマニアとして、カナダ🇨🇦代表にも見過ごすわけにはいかない選手が1人います。リーグアンの名門LOSCリールの大エース、ジョナサン・デイビッドです。

世間的には世界最高クラスのLSBであるアルフォンソ・デイビスに注目が集まっていたかと思いますが、おそらくデイビッドにかなりわくわくしていたのは自分くらいかと。普段画面で見てるデイビッドは身長はそこまで高くないものの、胸板がかなり厚いという印象。それをこの目でしっかり確かめるためにも非常に楽しみにしていましたが、その印象は間違っていなかったことをデイビッドの体が証明してくれました。

背番号20 ジョナサン・デイビッド

カナダ代表では2トップの1角として1タッチのつなぎに積極的に参加。リールでも時折見られる光景ですが、もう少し彼にシンプルな役割を与えてもよいかと。PKを外してしまいましたが、終盤に一矢報いる1点に絡んで、辻褄を合わせたというデイビッドの印象でした。



ライト層が多いからこそ

今回私はそれなりに良い席に座れましたが、周りにはコアなファンよりもライト層が多いという印象でした。試合を見ながらじっくり分析・考察するというよりかは、その雰囲気も含めてあまり情報を入れずにシンプルに楽しむという方法。

私は各々自分に合った楽しみ方をすればよいという考え方にもちろん賛成の立場であり、そういった人々を大事にしていかないと日本サッカーの発展はないと思う派です。(試合中ずっとスマホを眺める隣人は少々不快でしたが😅)

今後のJFAに求められるのは、せっかスタジアムに足を運んでくれたそのライト層を活かし、継続して代表戦なりJリーグ観戦に訪れてもらえるような施策をすること。その点を踏まえれば、今回の運営に携わった方々の対応、スタジアムの演出は本当に最高でした!

私の周りには「サッカーを観るのはつまらない」という見ず嫌いの友人が大多数ですが、エンターテイメント性を増やしてせっかく現在高まっている国内のサッカー熱を冷ましてはいけないと個人的に感じてしまいました。それを踏まえれば、サッカー経験があり、同じく日本代表が好きな親友よりかは、そういった見ず嫌いの友人に声をかけるべきだったかもと少し反省。



サッカーへの情熱と温もりの街

実は私、新潟に来るのは初めてなんです。新潟方面に行った友人に「どんな所?」と聞いてみても「お米が美味しいところ」と私が唯一新潟に抱いていた印象(新潟県民の皆さんごめんなさい🙏)をそのまま言われ、正直どんなところなのかフランス以上にイメージが湧きませんでした。ですので、今回の旅はサッカー以外でも、新潟とはどんな街なのか、どんな発見があるのか非常に楽しみにしていました。

この写真を撮れた自分を褒めたい

しかし、今回新潟で出会った人はどれも素晴らしい人ばかりでした。スタジアムの誘導員、バスの運転手、ホテルのフロントマン、売店の方々はどれも親身で腰の低い対応は本当に心から感謝の気持ちを伝えたいほど温かい対応をしてくれました。

サッカー代表戦を題材にした新潟駅周辺全体で、今日は稼ぎ時であるという意識の芽生えからかもしれませんが、本当に親身な対応は心に沁みました。個人的には、丁寧な対応をしてくれた方にはそれ相応のリプライをするのが当然だと考えるタイプです。親身な対応においての相互共有がなされないと感じることが多々ある日本社会ですが、最初から最後までかなり良い印象を持ちながら今回の旅行を終えることができたと思います。


新潟駅周辺で感じたのは地元クラブのアルビレックス新潟への情熱です。スタジアム最寄り駅周辺にクラブカラーのポスターや旗が各所にあるのは珍しいことではないのですが、その営業努力が肌身で感じるほど地元クラブへの愛があることを何と無く感じました。Jリーグが掲げる「地域密着」の成功例の1つと言われる理由が分かりました。

新潟には日本では人気のプロ野球のチームがないということもあって、サッカー熱は国内でも高い印象があります。その「地域密着」を大事にしているからこそ、秋冬制にクラブ会長が反対したのも頷けます。



今回の旅で初めて訪れた新潟は個人的に好きな都市の1つになりました。機会があればまた行ってみたいと思いますし、アルビレックス新潟も時間があるときに試合を観てみたいと思います。ご覧いただきありがとうございました

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