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自己紹介:デザイナーとして

普段はわざわざ説明することのない、ひとりのデザイナー(わたし)の生態について書こうと思います。

経歴

2011年から6年間、大学にてグラフィックデザイン・ブランディングの勉強をした後、2017年に都内IT企業にデザイナー職として新卒で就職。web制作とマーケティング施策のデザインを経験し、2019年2月に開業届を提出。フリーランスのデザイナーになりました。経歴についての詳細は、後でも少し出てきます。

学生時代は2012年から2017年3月まで、4社のベンチャーと、都内のデザインコンサルティング会社(70年代の最先端だった感じのとこ)でインターン・アルバイトのデザイナーとして関わっていました。
そういうわけで、私が未経験からデザイナーになったのは7年前くらいのこと。会社員になって2年弱でフリーランスになっています。ちなみに、年齢は27歳(2019年9月)。

山梨と東京に拠点を持ち、2拠点生活をしています。近々、千葉にも拠点ができる予定で、多拠点で仕事をしていくことになりそうです^^


私のクリエイティブの特徴

ブランディング・グラフィック制作をメインにweb制作まで行うデザイナーです。グラフィックとイラストレーションが得意分野ですが、経歴的にコーディングもある程度できます。

制作物については、納期・価格を踏まえてパートナーの方に外注し、ディレクションにまわることもあります。ブランディングを行う際は、ヒアリング・簡単なワークショップを行い、コンセプトを固めてからCI制作を行います。数値分析などもやりますが、私より得意な方がいるかもしれません。

働き方としては「デザイン土木」な動き方が好きです。要は、企画を立ち上げる際にチームの一員としてスポットで動き、一緒に考えながらプロダクトを作りあげる…そういうのが楽しいと思ってデザイナーをやっています。


デザイナーとしてのポリシー

デザインは人を助ける力がある」と考えています。
困っている人の悩みは、デザインで解決できるかもしれない。良いプロダクトは、デザインによって注目されることができる。状況をポジティブな方向に持っていくための要因のひとつに、デザインがあると捉えています。

課題は企画×制作のクオリティUPで解決できると考え、状況を良いほうに変えていくのは「人」の力だと考えています。人との関わりを大事に、状況を良くしていくために手を動かします。一緒にプロジェクトを動かすメンバーが欲しい方(かつ事務所に頼めるほど予算はない)は、ぜひお声かけください^^


フリーランスになったきっかけ

「なぜ今フリーランスになった?3年くらい企業で働いたほうが、市場価値高くない?」という声もありそうですが、いくつか理由があります。(写真はコミュニティラジオのパーソナリティをやっていた時の私。23歳くらい。地域ブランディングの勉強をしていたので、地域関連の事業にも色々関わっていました)

1つ目の理由は「もともとなりたかったから」です。
デザイナーを目指す学生は、インハウスデザイナー or 個人で事業を行うデザイナーのどちらか目指すことが多く、就職のタイミングでそれを踏まえたキャリアを考慮して、目当てのデザインチームがいる会社や、働いてみたい事務所などを探してアプローチします。
私は最初から「個人で事業を行うデザイナー」になることを考えていたので、フリーランスになりました。

2つ目の理由は「タイミングがよかった」からです。
新卒入社の会社をやめて就職した先は、地元・山梨県の某企業でした。都内でも有名なアパレルブランドで、プロダクトに共感してWEB担当として採用いただいたのですが、賃金について契約書通りの支払いがされず、何度か指摘した後にやめちゃいました。。笑
良いプロダクトに健全に関わるためには、自分から面白い人やプロジェクトにアプローチ・交渉するほうが効率が良いと思ったのがひとつ。
またこの時、自分の好きな働き方紹介サイトを見て申し込んだのもあり「美しい企画と良き事業は一体でないこともあり得る」ということを強く感じました。そのタイミングで、再びサイトを使って就職先を探す気持ちにならず、自分で歩いた先で出会った魅力的な人たちと、フリーランスという関わり方で仕事をすることにしました。

3つ目の理由は「会社で働くことに無理があった」ことです。会社で働き始めて1年半、「頚椎症性脊髄症」という病気を発症しました。首の骨が神経を圧迫して、手足に痛みがでる病気です。今は、神経ブロック注射という首に注射を打つ療法で治してとても元気です^^
しかし、毎日8時間を椅子に座って過ごすことに無理を感じたので、移動による運動と、姿勢を変えながら仕事ができる、多拠点生活のデザイナーになりました!
ちなみに、会社で働いていた時より給料は上がっているので結果は上々です。


最近考えていること

1. どういうデザイナーとしてスキルを伸ばすか
世の中には多様なデザイナーがいます。広くは、プロダクト・建築・グラフィック・CI・装丁・エディトリアル・WEB・UI・テキスタイル・ファッション、などなど…その中で立ち位置を模索するのが、我々デザイナーかと思います。近い領域、遠い領域、専門性の強い分野、などありますが、結局何ができる人になると良いかは自分の立っている環境に依存すると思います。
私の場合は、グラフィックをメインの軸にしているので、企画力を身に着ける・ADを目指す・地域関連の知識を増やす・商品を限定する・経営に強くなる・数値分析を頑張る、などが選択肢かなという感じです。
自分はどういうデザイナーになりたいか考え、成長の方向性を決めて、実行する。デザイナーに限ったことではないですが、一生考える必要があるので、日々気を抜けないなーとひやひやしています。

2.未経験からデザイナーを目指す人が増えている
最近、twitterを見ると未経験からデザイナーを目指す人が、驚くほど増えています。良い時代になっていると感じる一方、少し心配しています。
デザイナーの世界はハードスケジュールも多く、賃金もそんなに高くないことも多くありそうです(私は幸運にも、ベンチャー初期の時代以外はわりに重宝していただいております…)。体調を崩してしまう友人の話も良く聞きます。未経験から入社したけど、想像していたような業務を与えてもらえない…という話も聞いたことがあります。
デザイナーで本当に大丈夫か?もっといいのがあるのでない?というお節介な心配をしながら、業界を見守る日々です。とある会では、未経験からデザイナーを育成するプログラムなどは充実しているけど、新米からその先への成長に対するサポートがまだ不十分だよね、という会話をしました。そういうことに対する動きも今後できたらなーと考えています。

3. とにかく楽しく暮らしたい
せっかく、都合のよい生活を実現できているので、楽しく暮らしたいですね!!
自分の力を賛同・共感するプロジェクトに対して使うことで、自分の考える良い社会を作っていくことに繋がると思います。自分がどうなりたいかを考えるのも大事だけど、誰とどういう世界にしていきたいかがこれからは大事かなと思います。そういう形で社会と関われる人間として、いつまでもいられるようにやっていきたいと思っています^^


終わりに

デザイナーになって7年目のフリーランスの人は今何を考えるか、という裏テーマで自己紹介を書いてみました。twitterでの投稿も、自身の生活を中心に同じテーマで書いていることが多いです。何か聞きたいことや、仕事のご依頼などあれば、遠慮なく話しかけてくださいね^^!


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