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最高に贅沢なミニマル ドレッシング〜フェンディ 2022秋冬 クチュールコレクション

2022.07.08
こんにちは。
今シーズン、キム・ジョーンズがコレクションに落とし込んだのは、カール・ラガーフェルドのあの名言。

“Luxury is the ease of a t-shirt in a very expensive dress.”

Karl Lagerfeld

ラグジュアリーとは、高価なドレスに合わせた気楽なTシャツのようなもの

目を見張るような高価な素材でつくられた、シンプルで美しいコレクション。

トロッとした滑らかな生地の質感が伝わってくる。

気の遠くなるような作業がうかがわれるメタリックビーズのタンクドレス。

そして、キム・ジョーンズが京都の着物メーカーに発注したシルクの着物地でつくられたドレス!

「絞り」も。美しいね!!!

ヌーディなドレスも素晴らしく麗しかった。

チュールにビーズ刺繍。なんて繊細で贅沢。着て動くときに細心の注意が必要。こういう「美しい」服を身に付けると、所作も自然に美しくなるのよね、きっと。

デルフィナ・デレトレズ・フェンディが手掛ける、フェンディ クチュール初のハイジュエリーコレクション。

フェンディ家のご令嬢、デルフィナさんの生み出すジュエリーが好きで。インタビューさせていただいたのは私の大切な思い出。
(記事「フェンディ家のご令嬢デルフィナさん来日!〜Delfina Delettrez」)

私の使ってたボールペンの「茶色」がお気に召したようで。差し上げました、100円のペンをフェンディ家のお嬢さんに。

フェンディの拠点ローマ、京都、そして日本芸術の影響を大きく受けた(ジャポニズム)パリ。この3つの地域の「三角測量」がこのコレクションに反映されてるそう。

「クチュールは刺繍を纏う為にあるの」
昔、メゾン・ルサージュ(オートクチュール ファッションを支えるパリの刺繍工房)で刺繍を学んだ方から聞いた言葉。忘れられない。

純粋で美しい世界をありがとう!


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