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集大成なのか?

OLYMPUS E-PL3の最大の欠点は「AFの頼りなさ」だろう。
スナップで使う時は殆ど感じないが、花などを撮る時にはそれを強く感じる。
背景にピントが合ってしまい、後ピンになる確率が非常に高いのだ。

これは困った…花だって撮りたいのに、と思っていたが、マニュアルを良く読み直すと「AFの枠を小さくする」手順があった。
枠を小さくすると、合焦させたい部分だけに枠が収まるので、後ピンが防ぎやすい。
ふう、これで一安心だ。

最近はスナップ主体なので、このカメラはちょうど良い。
適度にシャープな画質と、小さなボディサイズの組み合わせが心地良い。
スナップもある程度はシャープネスが必要なので、コンデジでの不満部分はこれで解消された。
それと同時に、スマホだけでは越えられない壁というのを自覚できて、結局はやはり専用機なんだなぁと腑に落ちた感じ。

レンズも25ミリ単焦点で、ほとんど不満を感じない。
当初飽きるかも知れないと思いながら買った標準レンズだが、使い込んでみると全然飽きないというのが面白い。
標準ズームも買ったけど、出番はあまり無い。

これこそが集大成なのか?とも思う。
撮りたいものも、撮る姿勢も、考え方も哲学も皆集約されてきている。
そしてそのキッカケをもたらしたのは、このカメラの存在だ。
小さいボディに精細な画質、明るいレンズとの組み合わせが、自分の撮りたい風景を引き出しやすいのだと気付かされた。

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