見出し画像

標準レンズ一本勝負!!(その二)

今回は広い風景で標準レンズを使ってみます。

赤城山の覚満渕
(SAL35F1.8使用)

覚満渕は所謂「小尾瀬」と言われるような湖沼と湿地帯が組合わさった場所です。
水深が浅く、湖面の色は天候で万化します。
青空なので、青く染まっていました。

一見、狭さは感じますが…ポイントを絞るという意味では良いと思います。
実焦点距離は35ミリなので、F8近くまで絞れば、全体にピントは回ります。
絞りすぎは回析の影響が出るので、絞り込み過ぎないのがコツです。

これは前景に木を入れて、望遠ぽく撮ってみました。
ズームだとパープルフリンジが出やすい状況ですが、単焦点だと少なくて済むのも良いです。

カルガモらしき二羽を入れて撮りました。
普段ならもっと長いレンズを使って、対面の緑と湖面に鳥を配した構図をとったでしょう。
標準では上下が余るので、色を段に重ねる感じで、鳥をワンポイントにすることにしました。
水墨画的な構図ですが…まあ「パフェ」みたいで良いと思いますww。

最後にヘッダで使った写真のフルサイズを。

絞りは開放です。
前後はシッカリぼけています。
白樺の幹にまでピントは回らなかったみたいですね。

実はこの写真、背景は駐車場です。
車が停まっているのですが、多くの方は背景を見て、これが車だと判定できないでしょう。

標準レンズの、これが多分最高の武器だと思います。
大きく、かつ、いきなり背景がボケる構図を作るには、標準レンズは欠かせないアイテムと成りそうです。

今回は風景写真を撮ってみました。
やはりワイドに撮れればな、と思うことはありましたが…そこからワイドレンズ購入に走るのではなくて、標準レンズでいかに撮っていくかを模索して行くのは楽しいものです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?