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小諸を撮る(その3)

いやはや疲れました!。
紅葉の時期の長野県、しかも軽井沢を通り抜けなければ小諸には行けません。
高速も混みますし…。

懐古園にまずは紅葉狩りに。

やはり桜の時期と、紅葉の時期の賑わいはスゴいですね。
冬なんて、まったく人に会わないときもあるくらいなのに。

今年の紅葉は…うーん、頑張ってますね!。
三色紅葉(赤緑黄色)の木が、画面に収められます。
例年よりもとにかく暖かいので、こういう紅葉の風景になるのでしょう。

それにしても人が多い…。
コロナの影響なんでしょうね。
人が多いとフレーミングが制限されてしまうので、撮る方はチョット大変ですが、やはり賑わいが戻ってきたのは嬉しいものです。

昼食をとって、高峰高原に。
小諸市内でも、およそ海抜600m。
高峰高原は、海抜約2000mの高地です。
最近はスポーツ選手の高地トレーニングの場所として有名になってきました。

市内から高峰高原まで、標高差なんと1400m。
チェリーパークラインという道を通って登りますが…まいどまいど苦労します。
大排気量車なら苦もないのでしょうが、軽自動車で上るのはもう苦行です。
しかもMTですからね。
左手首が疲れてきます。

高原の駐車場の少し手前で、まず撮影。
麓まで茶色…黄色じゃないですね。
ちょっと時期が遅かったようです。
まあ、これはこれで良いのですけど。

駐車場で暫く休憩。
気がつかないうちに少し眠ってたみたい。
自販機の200円コーラが、何故かいつもよりも美味しく感じる。

16時に駐車場を出て、すぐ下のポイントまで降りる。
見通しがそれほどに良くない道なので、ポイントもそう多くはない。
しかし、秋は落葉松が、初夏には熊笹の原が見事で、空の状況も相まって、いつも違う貌を見せてくれる。
苦労をする意味はある風景です。

しかし、不思議な場所です。
高低差、起伏が大きな地形からなる風景。
浅間が間近に聳え、千曲川と、低く山が連なる展望。
大小の溜め池が点在し、牧歌的な風景も見られる。
激しさと、穏やかさ…夏の日中の焦げるような暑さや、冬の寒風吹きすさぶ寒さ。
それが小さな土地に、ぎゅっと詰まっている。

関東の盆地に暮らし、千メートル越えの山も近くにはあるけど、やはりどこか違う。
箱庭の中のような暮らしは、どこか非現実的で、小諸にいる間は夢の中の出来事のようです。


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