「努力」が「好き」に勝てない理由

出版業界に転職してもうすぐ2ヶ月。特集記事の素材集めに加えて自社のSNS投稿、取材と執筆などを担当するようになった。

記事を書くスピードは目標の2〜3倍の時間がかかっているが、スラスラとかけるようになるには筋トレのように数をこなすしかないかなといったところだろうか。

 最近notoの投稿が全然できてない上、フォローしている記事もほぼ読めてなかったんだけど、更新メールでタイトルが気になり読み進めた記事が朝からグッサリ刺さってしまった。

否、グッサリというか鋭利に研がれた矢じりが脳にシュパッと刺さって目が開いたような感覚とでも言おうか。

 今だから笑い話にできるが、前職でまさに「成長のための努力」に躍起になっていた時は、色んなことが空回りして本当にしんどかった。

私の場合、その「成功のための努力」の前に
「周りからの評価のため」なんてのが付いていたからタチが悪かった。

他人軸で実らない努力に疲弊した挙げ句
過去記事にも書いたが「私ってこんなに仕事ができないやつだったっけ?」とただでさえ低い自己肯定感ゼロどころかマイナスに。

仕事内容は大好きだっただけに
そんな「できない自分」が赦せなかった。
楽しさのカケラもないわ。。笑

記事の最後に筆者である牛尾氏はこう語っている

多分自分が「努力して頑張って」いて、「しんどい」間は決してそれを「娯楽として楽しんでいる」人に勝つことはない。だから、自分がそっちに回れば良くない?自分の「成長のため」は放棄して、「自分が楽しんでいるか」を自分の心にもっと聞いてみよう。しかもそっちの方がずっと楽しそうだ。

 引用した記事が私の求めていたピースにもあまりにもピッタリハマってしまったので身の回りの人にシェアしたのだが、相手の一人である我が姉からの返信がまた秀逸だったので備忘録として引用しておく。

私も実習の学生に言っていたことで
なんでできなかったのか
できないところを探すのではなくて

上手くできたときに
なんで上手くできたんだろうって考えてねって話してた
これもある意味楽しい思考だよね

※姉は元医療従事者管理職

仕事だけでなく
日々の出来事すべてを楽しむ自分でありたい。

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