ISOランニング vol.4 ~脚の付け根の痛みと向き合う~

故障の詳細

4月19日のジョグ中に右脚の付け根の違和感がごまかせないくらいにひどくなっていることに気づきました。
ランニング中だけでなく、日常生活の歩行時にも、右脚の付け根内側、鼠径部の指2本下あたりに鋭い痛みが瞬間的に走ることが急激に悪化してしましました。
それまでも走り出しに若干の痛みがありましたが、ウォームアップが終わると気にならなくなる程度でしたので、そこまで深刻なものだと考えていませんでした。
着地時には痛みは出ず、踏み込む際、指で地面を押す瞬間に痛みがビビッと走る感じです。
右脚を軸に真っすぐに片足立ちはできますが、靴下などを履こうとバランスをとろうとする時にも同じ箇所に痛みが走ります。
立っているだけ、座っているだけのときには痛みは出ませんでした。

ランオフ期間

4月20日から4月23日までの4日間を完全オフにしました。
まだ痛みが出る状態でしたが、回復傾向だったため、4月24日から5km程度のジョグを始めました。
4月28日には、日常生活では痛みを感じない程度まで回復しましたし、
ストライドを狭くしたジョグなら走れるくらいにまでは回復しました。

故障の原因

自己診断ですが、『筋肉の張り』が原因だと思われます。
左右で明らかに筋肉の固さが異なっているのを感じます。
特に鼠径部とお尻の筋肉(腰骨から指3,4本分くらい下がった、脚の外側の筋肉)の張りを感じました。

原因の解消方法

患部のマッサージをとにかく継続しました。
YouTubeで検索すると、股関節の痛みはお尻の筋肉の張りからくるものが多いという情報が多かったので、お尻の下(腰骨の真裏あたり)にこぶしを入れてぐりぐり圧を加えるマッサージを重点的に行いました。
股関節が痛いからと股関節周りのストレッチをした方がよいのかと考えていましたが、どちらかというとそれは効果がないようで、むしろ悪化させるおそれもあるらしいです。(ネット情報)
私の場合、このお尻のマッサージが効果的で、1週間程継続すると明らかに筋肉がほぐれていくのを実感しました。
この筋肉のほぐれとともに、股関節の痛みが和らいでいくのも感じました。

その後の状況

一旦は回復したかと思いましたが、5月23日現在も走れない程ではありませんが、少し強度を上げた練習後の数日間は痛みを感じる程度に残っている状況です。
以前のように明らかな筋肉の張りまではありませんが、疲れが少しでも溜まると痛みとして表面化してしまうようです。
それでも痛みと向き合いながら練習を重ねる中で、結局のところ、悪いランニングフォームが原因だろうと結論づけています。
元々は、右脚のアキレス腱断裂を機に、それをかばうために左脚の負担が増え、左ひざに慢性的な痛みを抱えるようになりました。
その痛みをかばうために、今度は右脚に負担が偏るようになり・・・と、シーソーのように故障が両足を行き来しています。
今後は、どちらかの脚をかばうようなランニングフォームの改善に取り組みながら、目標タイムへのアプローチを続けていきたいと思います。


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