【声劇】君がいい
登場人物 :男1女1
帰ってきた彼が彼女に伝えたこととは...
《 SE 》扉の音
男:ただいま
女:おかえり、お疲れ様
なんか元気なくない?どうしたの?
男:いや、ちょっと緊張してるだけ
女:緊張ってなに?
こっちまでドキドキしてくる
男:君に言っておかないと
いけないことがあるんだ
女:言っておかないといけないこと?
男:実は 内々で転勤の辞令が出た
女:転勤ってどこに?
男:それが本社から遠い地方の支社なんだよ
女:地方の支社かぁ、それは大変だね
男:すんごい他人事じゃない?
女:そんなことない
男:俺としては君に一緒についてきて
欲しいって思ってるんだけど どう?
女:え?ほんとに?
男:最初は遠距離も考えたんだけど
俺が無理そうだから
それに君には近くにいて欲しい
女:それって つまりそういうこと?
男:うん、そういうこと
( 少し間をあけて )
男:俺と結婚してくれませんか?
女:私でよければ喜んで
男:君がいいんだよ
女:もう!元気ないなって心配したのに!
急にプロポーズなんて聞いてない!
嬉しい... ありがとう
男:心配させてごめん
プロポーズ受けてくれてありがとう
女:私があなたを幸せにしてあげる
男:うん ふたりで幸せになろう
女:よし!嬉しいから出前取っちゃう!
いいよね?
男:もちろん、なんでもどうぞ〜!
女:やったー!お寿司にしよ〜!
《 完 》
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※こちらの台本は音声配信アプリRadiotalkにて
つきのうたさん主催企画キュンキュン祭 seson2のために書き下ろしたものになります
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