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22-23シーズンに向けたプレシーズンを振り返ろう!

 こんにちは、Lunaです。セリエAもついに新シーズンが開幕しましたね。昨季が終わってからの3か月、皆さんにとっては長かったですか、それとも短かったですか?私はゴリゴリに短く感じています。

 我らがナポリさんも、ついに明朝に開幕戦を迎えます。そこで今回は開幕に先立ち、今夏のプレシーズンについて試合面(プレシーズンマッチ)と移籍動向面を中心に紹介していこうかなと思います。

 ちなみに今は8/15の午前1時。そうです、思いっきし開幕前日です。もう少し計画性ってものをだな、、、

PSMを振り返ろう!

 適当言ってないでさっさと本編に入りましょう。まずはプレシーズンマッチについて紹介していこうと思います。
 まずはサッとスタメンや得点者の情報を載せてから、後にまとめて「良かった点」「悪かった点」としてPSMの個人的な所感を述べていく形でやらせてもらいます。

1 - Anaune (イタリア) : 〇10-0

スタメン→交代選手

得点
1: Rrahmani
2: Kvaratskhelia
3: Anguissa
4: Kvaratskhelia
5: Zerbin
6: Osimhen
7: Politano
8: O.G
9: Politano
10: Ambrosino

「O.G」ってのはオウンゴールのことです

2 - Perugia (イタリア) : 〇4-1

スタメン→交代選手

得点(ナポリのみ)
1: Kvaratskhelia
2: Anguissa
3: Politano
4: Petagna [PK]

3 - Adana Demispor (トルコ) : △2-2

スタメン→交代選手

得点(ナポリのみ)
1: Lozano
2: O.G

4 - Mallorca (スペイン) : △1-1

スタメン→交代選手

得点(ナポリのみ)
1: Osimhen [PK]

5 - Girona (スペイン) : 〇3-1

スタメン→交代選手

得点(ナポリのみ)
1: O.G
2: Petagna
3: Kvaratskhelia [PK]

6 - Espanyol (スペイン) : △0-0

スタメン→交代選手


PSM・雑感

≪良かった点≫

① クヴァラツケリア、躍動…!
 まずは彼に触れない訳にはいきません。前キャプテンであった左ウイングのインシーニェの後釜としてナポリにやってきた彼ですが、このPSMで早速多くのナポリファンを唸らせるような活躍を見せてくれました。
 相手を翻弄するドリブルを武器として、自ら積極的に攻撃を仕掛ける姿勢を強く感じました。縦突破もカットインもヨシ、視野の広さがあるので攻撃を作ることも出来れば、高い得点力でゴールゲッターにもなれる。その長所をあいさつ代わりに私たちに知らしめ、PSM6試合で「4ゴール2アシスト」を記録。
 こんな活躍を見せられちゃあ、期待せずにはいられねぇよなぁ、、、?

クヴァラさん。21歳でこの立派なお髭は羨ましい。

②プリマ・レンタルバック組のアピール
 このPSMで試合に出ていた主な下部組織出身、またはレンタルバックの選手たちは

・コスタンツォ(CB) / 下部組織
・ゼルビン(LWG) / レンタルバック
・ゼダドゥカ(LSB) / レンタルバック
・ガエターノ(CMF) / レンタルバック
・アンブロジーノ(CF) / 下部組織

の5名。この中でも、安定した対人守備の強さを見せたコスタンツォ、セリエBのフロジノーネで活躍しイタリア代表デビューも果たしたゼルビン、同じくセリエB・クレモネーゼでトップ下としてチームを支え、チームのセリエA昇格の立役者となったガエターノは特に強く印象に残っています。

 CBの枚数上、また自身の経験を重ねるためという観点からもコスタンツォはレンタルで武者修行に行くでしょうが、数年後にはナポリの守備の要となっていることを楽しみにしています。

コスタンツォさん。ガタイがいい。強そう(強い)

 また、これからのMFの移籍動向次第ではガエターノもレンタルに出るかもしれませんが、どうやらゼルビンはチームに残る様子。PSMでは本職の左ウイング以外に左右のサイドバックでも起用され、ポリバレントな選手として活躍が期待されているようです。

ゼルビンさん。ブロンドヘアーが綺麗だね。ほんのりルパート・グリントに似てる(?)
ガエターノさん。野心も貫禄も感じる。たくましい。

③ウインガー陣には期待
 今夏のPSMでは、ウイングでは主にクヴァラツケリア・ロサーノ・ポリターノ・ゼルビンが出場しました。その4人に着目すると、6試合の4人合計でで「8ゴール4アシスト」という記録を残しました。
 ポリターノは3ゴール、ロサーノはオウンゴールに繋がる仕掛けが2回あったりと、調子の良さが伺えます。ウインガーの得点やアシストといった”数字”の面では少し物足りなかった昨季を大きく超えるような活躍に期待したいです。

≪悪かった点≫

①GKについて、メレトでは不安か
 このPSM6試合では合計5失点を喫しました。その中でもマジョルカ戦とジローナ戦での失点は現在のメレトの自信の無さを表してしまうようなものだったと感じます。
 マジョルカ戦では浮き球をキャッチするかパンチングで飛ばすか、ジローナ戦では曖昧なボールに対して飛び出すか飛び出さないかという、”判断力”に曇りが見えるような失点となりました。

 今季の正GK問題、非常に難しいですね。個人的にはメレトにはナポリで出場を続けて成長して欲しい気持ちもある反面、この調子が続くならメレトを起用するのは非常に怖いという気持ちもあります。
 現在はPSGに所属するケイロル・ナバスを獲得するという噂もあります。ただ仮に獲得した場合はメレトはどこかにレンタルという形になるでしょうが、果たして引き取り手は出てくるのか、という問題もあります。メレトを正GKとして据えるのか、シリグとの折半でGKを任せるのか、それともナバスを獲得するのか、行き先不透明な状況ですが、どこに着陸するでしょうか…
 皆さんはどう思いますか?

メレトさん。鬼イケメソ。難しい時期だけど頑張ってほしい。

②得点力が不足しているか
 今季のPSM6試合では合計で16得点。通算対戦成績としては3勝3分けと中々の渋さ。対する前シーズンのPSMは全6試合で24得点しており、かつ全勝という結果でした。
 これは私のいち考察に過ぎませんが、昨シーズンのチーム内アシスト王であったインシーニェ(9アシスト)の退団が響く形になっているのでは、と考えます。やはりインシーニェの創造力は大きかったと痛感させられるような夏でした。
 そもそも今夏の移籍ウインドウで主力が多く退団し、強制的に新しいチームに生まれ変わっている最中なのでこの結果はまぁ仕方がないことかな、とも思います。スパレッティ監督もチーム作りには相当苦労していることでしょう。ここは長い目で見守っていきたい部分です。

③CFの活躍がいまひとつ
 前述の「得点力」の話にも少し掛かってくるのですが、今夏は全体を通してCFの影が薄いシーンが多かったと感じます。主にCFで試合に出場していたのはオシメン・ぺターニャ・アンブロジーノの3人。この3人合わせて6試合で5点のみと少し寂しい数字になっています。なお、うち2点はPKとなっています。
 (特にオシメンの場合)CFが孤立してしまう時間が長く、求められるタスクも得点やボールキープ、裏抜けなど多岐にわたる為に器用貧乏のようになっていた印象です。
 このプレシーズンでは4-3-3を多様していましたが、中盤の選手の押し上げやボールの引き取り手が足りないと感じます。やはりオシメンを起用するときは4-2-3-1でトップ下を起用するのが最適解でしょうか。
 4-3-3を使う場合はIHにジエリンスキやエルマスといった運動量が豊富で自ら積極的に攻撃に関わっていける選手の起用が重要になりそうです。ガエターノもそういうタイプの選手なので、チームに残すのも1つの手でしょう。

 と、ここまでPSMの所感をつらつら述べてきましたが、所詮はプレシーズン。期待しすぎず、悲観もしすぎずの精神でやらせてもろてます。いざシーズンに飛び込んでみないと分からないことだらけです。本番の舞台で何かしらの化学変化が起こることに期待しています。
 ナポリファンの皆さんはこのプレシーズンの試合で何を感じましたか?もしよろしければ教えてください。


移籍動向を見てみよう!

 続いて今夏の移籍を、退団→加入の順で見ていきます。なお情報は8/15現在のものです。まだ移籍期間は続くので選手の入れ替えが起こるかもしれません。それはその都度更新していきます。

退団

今夏はいつにも増して主力・ベテラン勢の退団が多くなりました。正直、あってはならないレベルで選手が入れ替わっている気がします。
 クリバリ・インシーニェ・メルテンス・オスピナ・グラムといった、長らくナポリを名実ともに支え続けてきた英雄たちが一気に退団し、強制的にナポリは新たなチーム、ステージへと進んでいきます。

加入

 そして加入した次世代のナポリをしょって立つ新たな戦士たち。今のところは主力が抜けたポジション完全にを埋めるような補強が出来ていると思います。
 強いて言うならメルテンスとぺターニャが抜けたCFの穴が未だに埋まっていません。ここにはどうやらジョヴァンニ・シメオネ(エラス・ヴェローナ)の加入が内定しているようなので、これは早いところ公式からのアナウンスが欲しいですね。せめて第2節までには間に合ってほしいです。
 全体的に非常に若い選手たちを獲得しました。ただ多く退団したベテラン選手の穴を埋めるように、35歳の経験豊富なイタリア代表GKであるシリグも獲得しています。
 現在のスカッドの30歳オーバーの選手はシリグ含めて4人のみと、非常に若いチームへ生まれ変わり、新しい時代が始まろうとしています。最初はうまくいかないことも多いでしょうが、いつまでもナポリを応援し続けます。それこそForza Napoli Sempreです。

 このタイミングならナポリ応援し始めやすいと思いますよ、さぁそこのあなた!そう、読んでくれてる君!すこし、ほんのりでいいから、俺たちと一緒にナポリを応援してみない?


小喋・今シーズンを戦うユニフォームを見てみよう!

1st(ホーム)ユニフォーム

アダナ・デミスポル戦より。まぁなんかいつも通り感があるよね。でもそれがいい

2nd(アウェイ)ユニフォーム

ジローナ戦より。こっちのが好き、なんか日常使いできそう。しないけど

 今年もユニフォームのサプライヤーはエンポリオアルマーニのスポーツブランドである”EA7”です。
 今年のユニフォームも近年の例に漏れずシンプル目な方向性ではあるものの、形のライン(1stなら黒、2ndなら水色の部分)はグラデーションになっており、さながらナポリの海のさざ波のよう。知らんけど。
 また、1stの青、2ndの白のメインカラーの部分にはびっしりと「N」の文字が。光に当てると浮かんできます。主張が強いんだか控え目なんだか。
 詳しくは下のユニフォーム紹介動画をチェックだ!(ってサムネのディロレンツォも言ってるョ)

そして3rdキットも発表されました。

エスパニョール戦より。これ一番好き。これが一番日常使いできる。しないけど

 あれ一番かっこいいなコレ…?やっぱ黒しか勝たんのや^^

 皆さんはどのユニフォームがお好みですか、どれがかっこいいと思いましたか?良かったら教えてくださいな^^


小喋・新スポンサーになんと、、、?

 そうです、新スポンサーとして、みんな大好き「コカ・コーラ」との契約が発表されました!
 私は家の冷蔵庫には必ずコーラを常備しておかないと気が済まない程のコーラ狂いなのです。自分のコカ・コーラ社への貢ぎは無駄じゃなかったんすね…!(しみじみ)
 みんなのコーラ購入がまわりまわってナポリの助けになるかもしれませんよ?かえ…タタカエ…多々買え…!!!


 以上、今夏のナポリさんの動きの紹介でした。移籍ウインドウが閉まったらまた更新しようと思います。その時までには戦い方などもある程度の輪郭が見えていると思うので、それも含めて最終的な移籍動向を紹介しようと思います。
 また、全選手紹介は例によって冬の移籍ウインドウが閉まった後にやろうと考えています。あのタイミングなら他にやってる人いませんからね。ブルーオーシャン戦略ってわけ!

 それでは本編をここで終わらさせてもらいます。いま、ここを書いているのが午後6時なので、もうしばらくしたら開幕戦ですね。かなりドキドキしています。
 皆さんはどの選手に注目していますか?私の注目選手は(ラフマニさんもだけど)クヴァラツケリアさん!セリエAでどんなプレーを見せてくれるのか、ナポリファンも含めて全てのセリエファン・サッカーファンの度肝を抜くようなプレーに期待したいです。
 さて、みんなで開幕戦も楽しんでいきましょう!それじゃあまた後で…!


Luna’s MUSICA

FantasicYouth 「小喋日和」

 「古見さんは、コミュ障です。」の二期、みました…?私もう毎週悶絶してましたね、キュン死ですよもう。
 で、この曲はその古見さん二期のエンディング曲なんですが、これがもう音楽も映像も素晴らしいのなんの…!オープニング曲である伊藤美来さんの「青100色」ももう爽やかで最高でした。古見さんのアニメは作画も音楽もストーリーも何を取っても最強なので見てください(強要)、漫画もお願いします。
 ちなみにこのnoteの小見出し、最後の2つに「小喋」という言葉を付け足しましたが、この曲に影響を受けています。読み方は「こしゃべり」です。ぜひ聴いてみてね…!


↓Luna's MUSICAのまとめもあります、よろしければこちらもどうぞ!↓


なんかやっぱり6,000文字くらいになっちゃうんだけど、長い…?

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