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【随想】音楽体験

中学生のときに、「イカ天」という深夜番組を観るのが好きだった。内容的にはアマチュアバンド10組の中から1組が勝ち抜いていくというもので、殆どのバンドは特に見なくても問題ないレベルであったと思う。
たまにすごく良いバンドが出てくるのでその確率がパチンコと同じくらいだったから夢中で見ていたのかもしれない。
とにかく、そんなきっかけで音楽が好きになり、高校で吹奏楽に入った。
50人くらい部員がいたが、楽譜も読めないのに入って来たのは自分だけだった。
希望どおり、自動的にパーカッション(打楽器)になり1年の秋くらいには初ドラムセットを叩くことになった。
初めて合わせた時は、走りまくって(リズムが速すぎて)演奏が止まったことを覚えている。
でも、周りがどう思おうともずっと打楽器は大好きだった。大学に進学しても続けようとまでは思っていなかったが、
縁があり続けた。
結局7年音楽をやったことになる。

いまだに楽譜は読めない。

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