初等中等教育段階における生成AI の利用に関する暫定的なガイドラインについて#7

リュディアです。初等中等教育段階における生成 AI の利用に関する暫定的なガイドラインを見ていきたいと思います。

3.⽣成AIの教育利⽤の⽅向性を見ていきます。内容は次のように(1)-(5)にわかれています。

(1)基本的な考え⽅
(2)⽣成AI活⽤の適否に関する暫定的な考え⽅
(3)「情報活⽤能⼒」の育成強化(全ての学校が対象)
(4)パイロット的な取組(⼀部の学校が対象)
(5)⽣成AIの校務での活⽤(準備が整った学校での実証研究を推進)

今回は(5) を見てみます。

これは何なのでしょうかね?各学校にターゲットとなる日時を決めさせて、そのターゲットを実現するにはどうすればよいか?という議論を各学校や担当者間で進めていくべきではないかと思います。目的もぼんやりしていますし、そもそも学校は生成AI を使いこなす前段階の IT化をどう進めるか、というレベルだと思うので議論が混ざらないようにした方がよいと思います。

個人的には書いている内容はわかりますが、何を主張しているのかよくわかりません。学校を見ていて思うのは、目標をあげたあと、その評価ができない組織であるということです。ぼんやりと達成度85%とか適当な数字をあげて、ちゃんちゃんで終わりになるイメージです。生成AI は今後の教育方法や子供たちの生活にも大きな影響を与えます。これから徐々にと言ってるとテクノロジーの進化スピードに間に合いません。急いで対応する、というように方向を変えてもらいたいです。

では、ごきげんよう。

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