書評 「ネコひねり問題」を超一流の科学者たちが全力で考えてみた

リュディアです。「ネコひねり問題」を超一流の科学者たちが全力で考えてみたを読みましたので感想です。

真剣な物理学への入門書というか、自然科学史の要素もあって面白い本でした。ニュートン力学の初歩、つまり高校物理の知識があれば理解が含まるのではないかなと思います。運動量や角運動量が登場して「物理嫌い」とアレルギーを引き起こしても読み飛ばして問題ないです。

個人的には連続写真の撮影技術により大きく研究が進化していくところは印象深かったです。実験や測量のための科学というのは重要なのだなと思いました。

物理への入門書としても優れていると思いますし、少し物理をかじったことのある人が読み物として読むのも面白いと思いました。お勧めです。

では、ごきげんよう。

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