在宅勤務かオフィス出社か?#5

リュディアです。引き続き在宅勤務についてまとめてみます。本まとめのきっかけになった報道は日経クロステック Active に掲載された次のものです。

最後にテレワークという用語についてまとめてみます。私がこの在宅勤務かオフィス出社かについてまとめた初回にテレワークという言葉は使わずに在宅勤務という言葉を使いますと宣言しました。これはオフィスで働く場合と、家庭で働く場合の比較を行いたかったためです。例えば近所のカフェで仕事をする場合はどうなの?という比較対象を入れたくなかったのです。

そこで最後にテレワークという概念についてまとめてみます。テレワークは telework です。tele は遠くを表す接頭辞です。また英語の telework は動詞であって名詞ではありません。ただ個人的には英語を母国語とする方が telework あるいは teleworking という言葉を使っているのを聞いたことがなく非英語圏、特にアジアで使われている印象を受けます。そのため英語では使われない和製英語に近いものと理解しておく方がよいかもしれません。

英語圏では Work from Home という言い回しをよくききます。メッセンジャーでは WFHと書かれます。remote work, mobile work は日常会話でもよく使いますので telework の代わりにこちらを使う方がよいですね。ネットで調べるとテレワークという言葉には情報通信技術(ICT = Information and Communication Technology)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方という意味があるそうです。

テレワークを在宅勤務より広い概念として考えると、オフィス以外の場所で働く形態を広くテレワークと呼ぶことができます。どのような選択肢があるでしょうか?

  1. 在宅勤務

  2. 交通機関での移動中、公共スペース、カフェなど、つまり本来オフィスとして提供されているわけでは無い場所

  3. レンタルオフィス、シェアオフィス、会社が提供するサテライトオフィスなど

これくらいの選択肢がありますね。選択肢 1 の在宅勤務はテレワークという考え方のうち自宅で働くことを指すことがわかります。

私の場合は 2の選択肢を仕方なく実施することはあります。例えば出張の移動中や、訪問先に予定より早く到着した場合の時間調整です。カフェで働くのが好きな人もいるのですが、私は落ち着かないです。

3は費用がかかることも多いので一般には会社が社員への福利厚生として提供することが多いですね。

いかがでしたか?今回は在宅勤務かオフィス出社かというテーマでまとめはじめ多岐に渡る関連する内容をまとめました。自分にあった業務のスタイルで最高のパフォーマンスを出すことが重要であり、社会も会社も多様性を認め、個人を時間で拘束しないような時代が来るといいですね。

では、ごきげんよう。

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