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インテリアコーディネーターがおすすめするおしゃれゴミ箱

北欧スタイルを提案するインテリアコーディネーターのくきたまみこです。
今回はおすすめするゴミ箱について、語りたいと思います。
たかがゴミ箱、されどゴミ箱。
デザインにこだわればインテリアアクセントになるアイテムの一つです。
高価すぎると買う気になれないし
チープなものを買って後悔もしたくないし。
では、いくらが相場でいくらから高価になるのでしょうか…
検索にはまってしまい、結局一つに絞り切れない。
そんなことありませんか?
たくさんありすぎて、決めきれなくこと、私は多々あります。
物を買うときよく吟味することは、購入後に物を大事に扱う気持ちが
強くなると思うので、とても良いことだと思います。

そんな数ある中から、インテリアコーディネーターの私がおすすめする、
ゴミ箱の選び方のポイントをご紹介いたします。


リビングダイニングのゴミ箱は2つで充分

自治体によってゴミ収集方法が様々だと思うのですが、
分別が多いとゴミ箱も自然と増えてしまいがち。
でも、家庭ゴミとして捨てる時は1つの袋にまとめますよね。
ということは、家の中でそれぞれのゴミ箱からゴミを収集していかなければならないのです。「名もなき家事」という言葉が以前流行りましたが、ゴミ収集もこの名もなき家事に含まれますよね。
極力収集業務は少なくしたいものです。
捨てる個人個人に歩数を増やして捨ててもらいましょう。
なので、リビングダイニングには燃やせるゴミ、プラごみ、
各1つずつあれば十分なのかな(分別については自治体にもよりますが…)と思います。

ゴミ箱を決定するのは収集係

家族に聞けば、自分が楽な方法やデザインだけで提案しがちです。
でも、ゴミ袋をゴミ箱にかけたり、ゴミ箱を洗ったり、ゴミを分別したり、
一番扱うことが多い人が、ストレスなく一番扱いやすいサイズ、かたちを
選ぶことがベストだと思います。
私も家では一応家事担当です。
家事担当目線からすれば、ゴミ袋をゴミ箱にサラッとかぶせられるものがいいですね。ゴミの量を少なくしたい我が家では、燃やせるゴミもプラごみも10Lサイズをそのままかぶせられるものが大きさ的にちょうど良いのですが、サイズは各ご家庭の捨てる量によって検討していくのがいいと思います。
そして、インテリアコーディネーター目線からすれば、外から袋が見えないゴミ箱を優先に考えたいです。作りがシンプルで、凹凸も極力少ない、できれば静電気が起きそうなプラスティック以外の素材が理想です。

買い換える時の処分方法

購入時に捨てることまであまり考えないかもしれませんが、
ゴミ箱は結構大きく、自治体の袋におさまらなかったり、
数種の素材を使っていると分別が必要になったりします。
極力シンプルなもの、小さなサイズを心がけるのが
環境にも負荷をかけず、日々の生活でもストレスなく
過ごせるのではないでしょうか。

では、具体的にオススメのゴミ箱をご紹介いたします。

■MOHEIM(モヘイム)スウィングビン

高さ440㎜、φ210㎜のコンパクトサイズ。そしてシンプルを代表するようなフォルム。外から見えずに中にゴミ袋をかけられるようになっています。
蓋は上に乗っているだけのシンプル構造。なので、実際使うと蓋が落ちやすいのも事実ですが、丁寧な生活をしていれば、何ら不自由はないと思います。
なんといっても、この竹を斜めに切り落としたようなシャープなラインと、シンプルなモノトーンカラーが素敵で、モダンスタイル、北欧スタイル、ナチュラルスタイル、わりとどんな空間でも合わせやすいデザインです。
ちなみに、こちらの商品グッドデザイン賞も受賞しております。

■KUYUKA ダストボックス

幅265㎜というスリムでありながら、奥行きは420㎜という、キッチンの背面カウンターサイズを意識した、キッチンにオススメなゴミ箱。キッチンの背面カウンターの下におさめる場合、蓋が全開できず手前に出さないといけないゴミ箱が多い中、こちらのゴミ箱は省スペースで扉が全開になるのです。
また、中には袋留めの凹凸の金具がついており、ゴミ箱内での3つの分別が可能です。
こちらの商品、KEYUKAの売り上げランキングNO.1だそうです!
実際に、新築マンションのお客様と打ち合わせをする際、こちらの商品をご購入されている方、圧倒的に多いです!


■ヤマト工芸W Cube10L

クラフト感漂う、かわいらしいゴミ箱。リビングの角に2色、色違いで置けばさりげなくアクセントになりそうなデザインです。
ゴミ袋の取り換えも簡単そうで、カバーがついているのでゴミ袋も外から見えていないところがポイントです。

■イデアコmini TUBELOR 丸形ダストボックスミニ

コンパクトサイズなので、卓上や洗面所などに適している大きさです。
目線に近くなるため、ゴミ箱もインテリア性も重要ですね。こちらはゴミ袋に被せるタイプなので、中が見えにくく、外はシンプルでグロス仕上げの艶のあるデザイン。これなら卓上に置いてみたくなります!

■ゾーンデンマーク『Novaペダルビン』

国際的デザイン賞「ジャーマンデザインアワード2017」 (公式ホームページhttps://www.german-design-award.com) を獲得した北欧デザインのペダルビン
・ペダルを足で軽く踏むとゴミ箱の蓋が開き、足を離すと蓋が閉まる
・低い位置にあっても手を使わないで蓋の開閉ができるので便利
・蓋付きなので夏の暑い時など悪臭を防いで快適空間を保つ
・内側にはハンドル付きインナーバケツが入っている
・インナーバケツに直接ゴミを投入する、またはゴミ袋を設置して使う
・インナーバケツは持ち運んで洗浄することが簡単
・ふたは静かに閉まるサイレント機能を採用


■デンマークの名品ゴミ箱『vipp』

最後にご紹介するのは、デンマーク歴史ある老舗メーカー『vipp』ブランドのゴミ箱。金属加工職人兼デザイナーであるHolger Nielsen(ホルガー・ニールセン 1915-1992)が、美容師である妻・マリーの美容院オープンにあわせてペダル式のゴミ箱を作ったそうです。
インナーのバゲツはステンレススチール、丈夫で実用的なデザインは長く愛され、病院やクリニックを中心に広まったゴミ箱。
世代を超えて使い続けられる、耐久性を重視した高品質なプロダクトは、結果的にエコロジーで、リーズナブルな商品となるのですね。

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