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お菓子づくりと科学

お菓子づくりやパンづくりは科学に溢れていると感じます。

美味しいお菓子の作り方のコツは?と言われれば「レシピ通りにつくること」これに尽きると思います。

例えば野菜炒めの味付けの分量を多少間違えても味わいが変わるだけですむけれど、ケーキなどは味だけでなく、見た目、食感までもが影響を受けます。さっくり混ぜるとしっかり混ぜるだけでも違いが出てきます。

プロのパティシエの方が分量が変わらないようにボールや泡立て器、ヘラについた生地も可能な限り集めているシーンを見たことがあります。つまりそれだけ重要だということ。

化学や生物の実験をしたことがある人ならこの感じ覚えがあるのでは?
収率が落ちないようにビーカーを蒸留水で洗いこんだり、ピペットで最後の1滴まで押し出したりしますよね。

今日は少し実験してみました。
この前つくって気に入ったバナナケーキをつくりました。
(レシピ→ https://delishkitchen.tv/recipes/192836536117494911 )

手持ちの型的に半量がちょうどいいので半量で

前回はレシピ通りに作りました。

しっとりで紅茶、コーヒー必須の甘くて美味しいやつができました。

↑断面こんな感じ

そして、今回は砂糖を40gから30gに減らしてつくってみました。

まぁ全く同じバナナや卵ではないので比較するのはよくありませんが明らかに食感がかわりました。
前回はしっとりどっしりという感じでしたが今回はパサパサ一歩手前のふわふわという感じでした。あと膨らみかたがちょっとダサかった。(これは運か?)
甘さが控えめで軽いので食べ過ぎる。危ない

製菓や料理において砂糖は重要な役割を持っています。

説明がめんどくさいので気になる人はコレ読んでみてね
https://www.alic.go.jp/koho/kikaku03_000120.html

今回だと保水性っていうのがポイントだったかと

パンづくりはこれに加えて発酵までもコントロールする必要があるため難しい。

こういう日常の科学を意識すると少し楽しい。

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