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タバコの話をしようじゃないか4 喫煙グッズ

手巻きタバコについて月一程度の更新をしている本稿。
シャグそのものの投稿を3連続で行ったところで、喫煙グッズが出揃った感があるので喫煙グッズについて話してみようと思う。

喫煙グッズ:上段右から携帯灰皿 ローリングボックス 下段右からシガレットホルダー シガレットケース ライター


携帯灰皿:ウィンドミル社製、FMR-5000
灰が漏れず、片手で開け閉めができて、容量もそれなりとなると選択肢はそれほど多くない。
下部がねじ込み式の蓋になっていて、吸殻を捨てやすい素敵システムだが、毎日下部から捨てていたら1ヶ月程度でネジ部が汚れたらしく、蓋が開かなくなった。

ほんと渾身の力をかけても開かない。何故か締める方向には少し動いた。でも緩める方向には回らないw
アルミ製なのでパイプレンチで無理やり開けると(ウエス等を介したとしても)ローレット加工が潰れてしまいそうだし、上蓋の開口部も大きく吸殻を捨てるのに足るので、下蓋開かない問題は放置している状態。
蓋にコンパスが付いているモデルが有るらしく、どこかで見つけたらそっちも買ってしまうと思う。


ローリングボックス:マスコット社製
巷ではあまり評判のよろしく無いローリングボックスだけれど、私はこれを使って会社の休憩時間に巻き溜めをしている。
個人的には所謂ローラー式のローリングマシーンに、受け皿が付いているモノだと解釈してる。シャグが散らばらなくて良い。

器具を使わないハンドロールも一応問題無く出来る。でも思わず、欲張って1-1/4以上のサイズのペーパーでテーパー状に巻いて、「タバコ葉が漏れないように」と先端を捻ろうものなら、とても見た目が良く無い形になってしまう。はっきり言ってジョイント過ぎる。

ローラーを使うと簡単に均質な形に成形出来て、外部の余計な注意を引かないし、シガレットケースにも気持ち良く収まる。さらにちょっとコツを掴めばタイトル画像の様にタバコ葉が漏れない形にも出来る。

話をローリングボックスに戻そう。私が使っているのが一際安物だからかもしれないけれど、これにシャグを入れて持ち歩くと結構漏れる。だから移動時は小型のジッパー付きポリ袋に入れてる。
あと以前、ローリングボックス内でシャグの加湿を試みたら、内側が錆びまくったのであまりオススメしない。

そんなわけでピカピカの予備を購入してあったのを、今回撮影の為に引っ張り出して、ついでに使ってみた。
そしたらローラー部分の布のコシというかハリが有り過ぎて上手く巻けなかった。
タバコがフィルター部が一番太い逆テーパー形になる。やや固巻きとなりドローも少し重い。

巷で評判が悪いのは多分このせいなんだな。一旦布にタバコ葉を受け止めるような形のクセが着くと、少なめのシャグでスカスカに巻く事も出来るようになると思うので、新規購入の際は巻いたタバコを収めて一晩置いたりすると良い。


ライター:GEAR TOP
ジッポライターを日本製にして全ての工作精度を高品質にした感じのライター。
オイルライターなのに1ヶ月毎の給油で良い。実際は2週に一辺は給油してるので、1ヶ月待つかは知らない。
ライターオイルはジッポー社一強だけれど、不純物の少ない重質ナフサなら問題無いだろう。という事で、私はハクキンカイロ用のNTベンジンを使用してる。使用感は変わらず、ジッポオイルに比べて圧倒的に安い。

余談だが以前海外に行った時、ライターは空港スタッフによく狙われた(ルール的に問題無くても奪ろうとしてくる)ので、それ以来ライターはBICの使い捨てを、同乗者にも1つずつ持って貰う事にしている。

なお、BICのフリント式使い捨てライターはフリントホイールをカバーする様に取り付けられたジャマな板バネをラジオペンチ等で無理やり引っこ抜くと、以前の様な軽い動作で着火出来るようになり、具合が良い。


シガレットケース:CASUAL METALR.Y.O.ケース サテン

シガレットケースはどうしても必要になってくるのであれこれ買ったけれど、今メインで呑んでいる70mmのレギュラーペーパー×6mmのスリムフィルター仕様のタバコがピッタリ入るサイズで、かつ坪田パールの携帯用ヒュミドール(サイズ70×12×6mm)の収まりが一番良いのでこちらをよく使っている。

シガレットケースには最低2種、通常3種、多い時は4-5種程度のタバコを、巻紙やフィルターで識別しながら収めているので、加湿はシガレットケース内で行っている。


シガレットホルダー:MOB FACTORY社
煙道を伸ばして紫煙を冷やす為のもの。

モブファクトリーのシガレットホルダーは、デザイン性に優れるだけでなく、ネジが切られていて3部構成となり、スリムフィルター&ラッパ巻き用の先端部品を外せば通常の8mmフィルターに対応できる他、吸い口側にリングパーツを取り付けてペンダントヘッドの様な形に出来る。
こちらはSUS316製で、強度とメンテナンス製に優れる。
フィルター無しの両切りタバコも口内にタバコ葉が入ってこなくなるし、別売の部品を買って組み合わせればキセル等に変形出来る!
という、完全無欠のシガレットホルダー。


ただし、価格が非常に高い…
このシガレットホルダー以外の品物全てを、2セット買ってもお釣りが来るくらい高い。
なんならSUS316製を選んだ私が悪い(なんと銀製の方が安いよ!)んだけれど、実物を見学に行ったらステンレス製を気に入ってしまったので仕方がない。

似たようなもっと安いシガレットホルダーは沢山あるし、私もそれらのうちいくつかを持っているけれど、モブファクトリーの造形は一味違うと思う。持つ喜びがある。
工業製品では無く、美術品に近い工芸品を実用してるんだから、この値段もまあしょうがないかな。と納得する事にしている。

あと気軽にポケットに入れるとこれだけ存在感がすごい。スタッズが痛い。


なんだかすっごく長くなってしまったので本日は以上!

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