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あわれ、陰キャの恋バナ

かなり突然だが、高校で好きになった人の話をしようと思う。イキリオタクなので意味もなく意味深なカバー画像にする。

唐突すぎて自分でもオノレのスピード感についていけていないが...それでも書かねばならぬのだ、という妙な使命感を抱いたので書くしかない。

今でこそ受験勉強したり、そのくせセンター蹴って来年家にいられないのではと言ったり、結局食費くらいブログで何とかしようと思って記事書いてみたり、と寄り道ばかりで色恋の気配がないこんな僕でも誰かを好きになったことがあるのだ。

僕が高校生活で厄介な色恋沼にはめられたのは2人のステキナジョセイの仕業である。

第一の刺客

まず1人目。仮にMさんとしましょう。

彼女は好みドストレート!ゲームセット!高校生活をクリアさせかねないほどの逸材で、漫画のヒロインってこんな感じか?と気持ち悪いセリフが出てくるくらいには可愛らしい子だった。

かたや僕は中学終わりたて、まともに恋愛してないキッズの首魁、キモいセリフで接触しようとする不審者、有名な小説の文章を引用しだす勘違い男...まぁなんかそんな感じのヤバイやつだった。

結果から言うと全くダメダメのダメ、玉砕してコンクリートになりました。今のコンクリートメンタルがそのおかげだと考えると感慨深くなりそうですが、当時の僕はたまったものではありません。

後から知りましたがなんか彼氏いたらしい。それを知っていて教えなかった友人Y君にはガラスでも食べてほしい。己の血の味をかみしめてほしい。

彼は僕のバドミントンのラケットをぶち壊し、なおヘラヘラしていた怪物なので無理もないですが。

彼氏持ちに激寒メッセを送り付けるという神プレイをかましたおかげで、校内では「なんかやばいやつ」というポジションが確立されました。スクールカースト最下層です。新生物がうじゃうじゃ。

中学から同じ高校に行った性の怪物も同じようなことをしているのに、クラスの中心メンバーとして我々の人権を脅かしていたので、世界パないなと思ってました。怪物ばかりの世の中。

好きです!って言っただけなのにツイッターもブロックされたし、今思うと別に関係をもたなくてもよかったのかも。お互いのためですね。ほら、ゴリラって事前に衝突を避けるから、喧嘩しないじゃないですか。双方怪物だったということです。

第二の刺客、聖母K

2人目はKさんとします。見る人が見たらバレそうですが友達もいないし全部オッケー!

Kさんはうってかわってそこそこ仲が良かった。

彼女も数少ない逸材で、それでいてMさんとは違う才能の持ち主でした。ズバリ、僕の話を聞いてくれる。モテテクとして聞き役に徹しろ!みたいなのがありますが、あれは本当かもしれません。べた惚れなので。

皮肉とブラックジョークばっか言うめんどくさいオタクなので、基本相手にしてくれる人はいません。母親にもウゼェとよく言われる。

割と傷つくので、こういう反応をする輩はどいつもこいつも迷惑なのだが、ブラックジョークは通じないことが多いのです。使う時は気をつけましょう。自衛。

ところが、数少ないブラックジョークにつきあってくれるタイプの人類だった。彼女と話すようになったのはまさかの3年生になってからでしたが、非常に有意義な時間となりました。この場を借りて感謝申し上げます。もっと早く出会っていれば...。

自分を皮肉ることもあるマジでめんどくさいオタクですが、その時は笑いつつも「そんなことないでしょ?」と言ってくれるので聖母。そんな特殊な人を好きにならないわけがない。

が、タッチの差でなんか誰かに負けたようです。事実確認できていないので誰に盗まれたのかわかりませんが、とにかく僕はKさんを捕まえるレースに負けた。

これを見ている人で気になっている人がいるなら、卒業式に!とかふざけたことを言うのはやめましょう。今すぐ思いを伝えるのです

そしてふられた後も楽しく話してくれたのでかなり聖母。ゴッドマザー。結婚してくれ。届かぬ願い。美しい思い出には特にならなそうなので字面だけでも...。

彼女たちは今どうしているんだろうか。一方は大学生をしているはず。Mさんはわからない。ぶっちゃけ死んでても何も思いませんが。

そしてかたや僕は穀潰しをエンジョイしている。ほんとクズ、塵芥の類です。CHILI、AKUTA。

こんなハードモードで生きる必要あるんでしょうか。何より周りの人がどう考えてもハードです。

1週間くらいホームレスやって餓死できるならそれもアリかもしれない。「探さないでください」って置手紙を残そう。

最後に恋愛振り返って死ぬっていったい...。もう僕は初志貫徹、スピードを維持するしかないんだ。受験勉強より物思いにふけるべきときもあるはずなのだ。そうなのか?

ところで、幸か不幸か、僕は非常に頭がキレる。急にわけわからないこといいだしました。

なぜそんなことが言えるのか。というのも、僕は上記2人の連絡先を全く知らない。LINE、ツイッター、インスタ、フェイスブック、メルアド、電話番号に至るまで何一つ知らない。自分の手で残らずデリートしている。

つまり全く手は出せないのでだんだんもとの人生に戻ってこれるって寸法です。そして死と隣り合わせの生を謳歌しよう☆

一体何を見せられているんだ、という気持ちの人は覚えて帰ってください。唯一ためになる話。強引に知識提供に寄せた。

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