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この時代を生き抜くために

最近いろんな企画に乗っかっている。
乗っかるだけじゃなく自分のことも発信したいとは思っている。
けどあんまり書いてないのは、忙しいのもあるけど、人の楽しみに少しでも貢献したいと思ったから。

日本より3週間早くお店が閉まったスイス。
ロックダウンと言わないのは外出制限が出ていないから。
お散歩や必要な通勤通学は許されている。

そんな中で、特にこどもたちや子育て中のご両親、家でいるしかなく体力が有り余っている学生にストレスが溜まっているのをひしひしと感じている。

ジムや劇場は封鎖、イベントも中止。
学校に行って気の合う仲間と話すこともできない。
ここ数週間すっごい天気がいいのに、家にいるしかない。
家族もなんだかピリピリしている。
そんな状況が3週間も続けば、どうやったって気が滅入ってくる
しかも4/19までだったこの措置が、4/26まで1週間延長された。
そりゃみんな散歩に出かけるよ。
(近所の散歩スポットには今日も人がたくさんいました)

うちのラボでは、スイス風に言う「ホームオフィス」、いわゆるリモートワークが始まって以来、毎日平日のお昼過ぎにVirtual Coffee Break (バーチャルコーヒーブレイク)なんて、それぞれがコーヒーを淹れて、Skypeなりzoomなりで集うことを始めた。
たまにDrawful 2っていうオンラインゲームでみんなで遊んでる。
これかなり楽しいからやってみてほしい。ちょっとルールがややこしいけど、5〜6人いるとより楽しい。


この状況下で一番防がないといけないのは、健康な人の精神が蝕まれることだと思う。コロナショックが過ぎ去った後に何が起こるかはわからないけれど、それを生き抜く気力を奪ってはいけない

ヨーロッパの各国の対応と日本の対応に差がありすぎて愕然とする日々が続いているし、それだけでも気力を削ぐ要員として十分すぎるんだけれど、それでもわずかでも楽しみがあるなら、したいこと、目標があるなら、生き抜くことができるかもしれない。


もちろん、甘々の理想論だと言うことは重々承知している。
noteを読んだって食べていけるわけではないから。
ただ、私みたいな一学生が書くnoteでも、植物成分多めの旅行記でも、どうでもいい脳内の吐き出しでも、もう一踏ん張りするための活力になることくらいはできるかもしれない。


幸か不幸か、私は今スイスにいる。
ここにいるからこその感性がある気がする。
旅行写真もたくさん手元にある。

家にいてネットがつながれば読めるnote。
noteを読むだけで旅行した気分になったり、美味しいものを食べたくなったり、コロナ騒ぎが落ち着いた後に行きたい場所を考えたり...
そうやって前向きに気持ちを向けることができるかもしれない。

企画に乗っかることで、少しでも日本で自粛を頑張る、もしくはこのコロナ禍の中でも通勤する人々の心が軽くなるためのお手伝いができたらと思う。

批判してもいい、不満を言ってもいい。
楽しいことを制限されたこの世界で、少しでも楽しみを見つけられたら、それを精一杯楽しんで欲しいと思う。

写真は4/9、近所の八重桜と青空。


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