見出し画像

【秘境話15】珍しいたべもの。(北山村、下北山村)

北山村や下北山村。
次回訪れる際は、是非とも開拓したい場所。
山々に囲まれたその場所は、毎回訪れる度に、遠い昔に置いてきた童心をかなり刺激されるのですが、大抵は用事だけ済ませて素通りする事が多い。

筏下り、キャニオニング?沢登り???……本当に元気があるうちにやっておきたい。

下北山村スポーツ公園とか、ほぼ毎回行ってるのにね。

画像1

そんな、ほぼ素通りな場所ですが、今回はこの下北山スポーツ公園内のきなりの湯の食堂にて。
少し珍しいものをいただきました。

それがこちら。
まなうどん、めはり寿司。

画像2

まななジュース。
青汁みたいな苦そうな見た目でしたが、かなり飲みやすかったです。

画像3

この”まな”とは。
地元の人曰く。。。

地元の人「ただの葉っぱだよぉ(笑)」

との事でしたが……
少し調べました。

[”まな”について]
•アブラナ科の越年野菜。奈良県で伝統野菜に指定されている。
•葉は大ぶりで丸い。
•厳しい寒暖差でも良く育つ。
•栄養価に優れており、食物繊維、βカロチン、ナイアシン、ビタミンC、カルシウム、鉄分がいずれもほうれん草よりも多く含まれる。

紀伊半島の郷土料理である、めはり寿司は、野沢菜漬けで巻いている事もあるようですが……。
まなで巻くのが本流だと、以前地元の方が仰っていた気がします。

画像4

後は……
北山村のじゃばら。

漢字で書くと”邪払”。

最近ではコンビニでも、じゃばらを使ったのど飴を買えるので、全国的には広がりつつある食べ物だと思いますが。

画像6

じゃばらの原産は、北山村なのです。

柑橘系果実で、柚子みたいな味なのですが、風味が独特で結構強い。
その癖、すっきりと爽やかな味です。

私は紀伊半島に来ると、必ずじゃばら果樹を使ったサイダーを飲んでしまいます。

画像5

発見された当時は、周りから

「こんなマツヤニみたいな臭いのもん、食えるか!!」

と言われ、全く流行らなかったそうですが。

“花粉症に効果がある”という噂が広がったことや、テレビで特集を組まれたことから広がったようです。

他にも商品としては、ポン酢、果樹、羊羹、グミなどを見たことがあります。

サイダーなら、割とそこら中の観光地で購入できますが…。

じゃばら製品を購入するなら、北山村の道の駅が品数豊富だったような気がします。(私が初めて存在を知ったのも、北山村の道の駅でした。確か「おくとろ」だったような?)

以上、紀伊半島ならではの食べ物のご紹介でした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?