【包み込みのワークのやり方】
【包み込みのワーク】
包み込みのワーク/コンテイナーテクニックのやり方を書いたよ。
心理士の先生がトラウマ治療の中で教えてくれた、安全なワークです。
ひとりでできるので、ちょっと疲れたな〜、しんどいな...…と感じるとき、安全な場所を確保して、ぜひやってみてね!
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1)リラックスできる安全な場所で、リラックスした姿勢になり、目を閉じる。
2)深呼吸をして、身体に意識を向ける
3)身体の感覚や感情、考えや映像など、今ちょっと不快だなと感じる箇所を感じてみる
4)その部分に集中して、それを手に取れる形にイメージ化する(たとえば、頭が痛くなってる部分が「ぎゅっと握りつぶしたような灰色の綿のよう」など)
5)ひざの上にそれを包み込めるサイズの布をイメージする。布はなんでもいいんだけど、ポイントは、取り出したパーツを大事に包めるなと感じるもの。もし自分自身が包まるとしても気持ちいいなと感じる素材。
6)4でイメージした物を、ゆっくりゆ〜っくりと身体から布のうえに出してくるむ
7)さらにその布でくるんだものを入れる箱を用意する。箱も、自分の感覚的によい感じがする素材で、大きさも自由に。
8)箱に入れて、それをさらにくるみたい感じがするか、これで十分な感じがするか確かめる。まだ足りないようなら、さらに別の布や箱に入れる
9)その箱をしまう部屋をイメージする。ドアと鍵がついていること。棚があったほうが置きやすかったら棚をつけてもいいし、部屋の広さも自由。ただし、現在使っている家の部屋にはしない。あくまでもイメージの中での部屋にすること
10)鍵を閉めてこちらに帰ってくる
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★包み込みのワークをするときのポイント★
・『包み込みのワーク』は、今じぶんが不快に感じる箇所を包みこんで、しまう作業だけど、不快感=嫌なものや排除すべきものとしては捉えない。不快感であっても、それはこれまでの自分自身にとって大事なものであり、自分を守ってきてくれたものだという気持ちでつつみ、しまう。
・包み込んだものは今後はいっさい出してこないし、出てこない。一方向に片づけるのみ。(もし仮に同じような感覚が出てきたとしたら、それは以前に包み込んだものとは「似てるけれど別のもの」と捉える)
・何回やってもいい。だけど、もしできるなら、時間をかけてもいいので、その1回で集中してつつむほうが良い。かつ、完璧にやろう、一生懸命しないのもポイント。少しぐらい残っていてもいいというゆるさも大切。
・「包み込みのワークをしようかな」と思うだけでも意味がある。包み込みのワーク自体が「今ここの自分」を感じようとする行為だから。
・布や箱や部屋は、その都度、別のものをイメージしてもいいが、これと決めておくほうがやりやすいかも。どちらでもやりやすいほうでOK。
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