平安の時代の再来
容姿。性格。財産。運動神経。
これらの要素から私たちは人に惹かれ、恋や愛をする。
SNSが蔓延り、容易に写真や動画がアップできる世界では容姿がその筆頭にあがってくるのも納得がいく。
しかし、最近ふと思う。
文才や教養と呼ばれるものももっと注目されていいのではないだろうか。
可愛い人やかっこいい人を見て、人は度々「目の保養になるわ〜」という。
確かになる。すごくなる。
けれど一方、素敵な文章は心を保養してくれる。
荒んだ心に暖かい灯火をくれるのは容姿ではなく、心のこもったメッセージだ。
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平安時代の貴族は文通恋愛をしていたという。
文や歌から教養のある人か否かを確かめたり、本当に自分に気があるのかを確かめたりしていたそうだ。
直接会えない分、きっと彼ら彼女らはその一通一通に想いを込めて送りあっていたのだろう。
コロナが蔓延って3年。
リモートや三密が謳われるこの世の中。
以前よりも直接会えないことが増えた。
その世の中には平安時代にはなかった手紙より敷居の低いSNSというツールがある。
写真や動画を投稿するのもいいが、文章を残してみるのは如何だろうか。
案外既に、文才や教養に目をつけている人たちもいるかもしれないのだから。
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さてと。
それではきたるべき文才の時代のために本でも買って教養を高めるとしようかな。
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