マイペンライ
タイに住んでいた時によく聞いた言葉
「ไม่เป็นไร(マイペンライ)」
どういたしまして、大丈夫だよ、心配しないで、何とかなるさといった意味があります。万能!
びっくりするくらい、みんな言います。
大人から子どもまで、みーんな言います。
この言葉知ってたら
タイで生きていけるんちゃうかな?
って錯覚するくらいに、みーんな言います。
ไม่เป็นไร(マイペンライ) の使用例
🇹🇭例えばスマホを落とした時。
校舎内で知らない間に
スマホをバコバコ落としてたら←
学生たちが「せんせ〜い!」って持ってきてくれて
「ขอบคุณนะค่ะ(ありがとう)」ってお礼を言うと
「マイペンライ」と必ず返してくれます。
🇹🇭例えばソンテウやバスに乗った時。
タイの男性って、
立って乗っている女性を見つけると
すっごくナチュラルに席を譲ってくれます。
例え1席空いたとしても、
自分は決して座ろうとせずに
あなた座りなよ、って声をかけてくれます。
それは例え子どもでも。
日本で他人から席を譲ってもらうなんて、
そんな経験をしたことがあまりなかったので
最初声かけられた時は申し訳なくてめっちゃ断ってて
でも、全く引かないです、彼らは(笑)
「マイペンライ!เชิญ(どうぞ!)」って
もう本当に、こちらが「うん」と言うまで
ひたすら、延々と、
早よ座れ!とばかりに譲ってきます笑
ここでも使えるマイペンライ。
⬇︎は感動のあまり撮らせてもらった、知らない男性の腕です逞しい(笑)
🇹🇭例えば、学校の授業だって
私はタイの中高一貫校で
タイ人日本語教師の
アシスタントをしていたんですが
一つの授業を任されると、
大体の日本語教師(日本人)は、
その授業に全身全霊をかけようとします。
前もって授業内容を相談して、
始まりの一言から、締めの言葉まで
時間をフルに使って
教案を作りこんで授業に臨みます。
そして授業の5分前には
教室に向かい、準備をします。
日本にいる時はそれって普通だったけど( ̄▽ ̄)
タイでは一切通用しませんでしたw
授業範囲➡︎前日までわかりません。
イベント予定➡︎直前までコロコロ変わります。
授業5分前に知らされる悲報
➡︎タイ人の先生「私は今日は授業に行きません」
教室移動➡︎授業開始チャイムが鳴ってから(移動時間10分)
掛け時計➡︎大体どこの教室も止まってる(私がいた期間中ずっと)
日本の常識がタイでは非常識で
え?本当に大丈夫?これで良いの?と聞くたびに
先生たちは答えます。
「マイペンライみわこ先生〜♡」
最初は抵抗ありました。
でも、次第に
そっか・・良いんだ・・って
肩肘張らなくて良いんだ・・って
力まず、穏やかでいることを
私はタイで教わりました。
不思議と力が抜けました。
誰も相手を責めません。
誰も自分自身を責めません。
あなたはあなたで
無理しなくて良いんだよ
急がなくても良いんだよと
タイの文化に触れた事で学びました。
こうして改めて文字にしてみると、
タイに行った意味はちゃんとあって。
私の完璧主義やべき論が
少しずつ剥がれていったのも
タイでの経験があったからです。
普段のんびり過ごすもんで
いきなり予定が組み込まれて
タイ人の先生と2人であたふたした事もありましたが笑
それはそれで良い思い出です😊
滞在8ヶ月を過ぎた頃には
時計を見ることがほぼ無くなり
タイの文化にすっかり慣れて💛
お陰で帰国後、
日本の習慣に馴染めず大変でした( ̄▽ ̄)
(実は今も馴染めていない)
それでも良いの。
私はわたし。
どうして良いかわからない時こそ
思い通りにいかない時こそ
自分を許す言葉をかけよう
相手を許す言葉を使おう
「大丈夫だよ」
「心配しないで」
「なんとかなるよ」
「マイペンライ」
思い出したら
呟いてみて。
今、少し疲れてるあなたに送ります。
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