本当は復職のことを書こうと思いましたが、ある記事を見て、とてもお伝えしたくなったのでここに書きます。

多分、誰しも当てはまることでしょう。

その記事の内容はこうです。
（かなりフェイクを入れてます）

長く応援をしてきた人が、現場の第一線を退いてしまう。
最後の勇姿を目に焼きつけに行きたい。
だが、家族に反対をされている。
理由は、自分には人生の目標がある。それを達成せねばならない。

応援をしてきた人も、これから前を向いて進んでいくのだから、
「あなたも前を向かねばならないと」言われた。

頭ではわかっている。
でも・・・

読んでて痛くなりました。

こうやって、やりたいことを
周りの（特に親とか近しい人）のアドバイスによりできなくなる。

投稿主さんの家族から見たら、
現場の第一線を退くなんて人生の一大事でもないし、
そうそう重きは置いてないでしょう。
（そういうことじゃないんだよね・・・）

結論から言えば、応援している人の勇姿は目に焼きつけに行って欲しい。
もう、2度とないことなのだから。
その方が目指している、人生の目標は、ぶっちゃけもう一度挑戦できるであろうし・・・

やるせない気持ちを消化したいのでしょうか？
SNSを解放されていたので、コメントしようと思いましたが、
はたと気がつきました。

投稿主さんを励ますつもりが、不要なアドバイスになってないか？
余計なお節介になってないか？

でも、何か伝えたくなったので
「主様のお気持ちはどうされたいですか？うまくいくように祈ってます」
とだけお送りしました。

それでも送った今、これで良かったんだろうか？
という思いでいます。

やりたいことがあっても
「お、それいいじゃん！やりなよ！」
と100％手放しで応援してもらえることは少ないです。

必ず
それやめた方がいいよ
それよりも、こっちのほうがいいよ
失敗したらどうするの？
必ず、アドバイスが入ります。

今回の記事で読んでて痛かったのは
「応援している人も前を向いて歩んでいくのだから、あなたもそうしないと」
というエールを借りた諦めさせ方。

一瞬、納得してしまいがち。

そうか！そうだよね！
私には、達成するべき目標があるんだものね！
応援している人も前を向いていくし、私も前を向かないと！

でも、私は声を大にして言いたい！
「あなたは本当はどうしたいのですか？」

ここから先は、投稿主さんが決めることなので、
私がとやかく言うことではないでしょう。

うまくいく方向に進んでいきますように・・・
と祈るしかない。

でも、本当に胸が痛い。

「自分は本当はどうしたいか？」
「本当の気持ちはどうなのか？」

常に自問自答することはとても大事です。

あぁ、私はこうしたいんだな
こんな気持ちなんだな

きちんと理解していたら、自分の本意じゃない道に進んでも納得がいきます。
心が落ち着きます。

でも、人のアドバイスに乗っかってしまったら・・・
本当は「やりたい」のに、無理矢理納得させてしまったら・・・

「あの人が言ったから行動した」
「あの人はこう言ったから」
他人のせいにしてしまいます。

自分の座るべき椅子に他人が座っている状態です。
（え、私の席どこ？）ってやつ。
そして、こう言っちゃなんですが、アドバイスくれる人なんて無責任ですからね。

誰かのアドバイスを素直に聞き入れることは大事。

でもその前に「私はどうしたいんだろう？」「私の本当の感情は？」
を考えるのが先です。

そして、やってしまいがちなのが
「アドバイス」と「自分の感情」を無理矢理リンクさせて納得すること

自分の気持ちを押し込めてしまうこと。
うん、本当は私もできないと思ったんだよね。
難しいと思ったの。
納得したよ。

これは、注意しないといけないなと感じました。

「自分の感情を大事にする」
「自分の本当の気持ち」

簡単なようで、意識しないとできないですね・・・