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中高年・高齢者こそ、テクノロジーを活用した生活の質の向上を!

テクノロジーは日々進化していて、スマートフォンやAIアシスタント、ウェアラブルデバイスなどが私たちの生活を大きく変えています。けれども、これらの進歩が全ての世代に届いているわけではなく、特に中高年や高齢者の中には、新しいテクノロジーに少し苦手意識を感じる方もいます。

この記事では、年末年始に帰省した際、私の家族で見た世代間のテクノロジーのギャップをどう埋めるかを探ります。音声入力を使い始めた父、健康管理に目覚めた母、そして新しいマンションでテクノロジーと向き合う98歳の祖母。これらのエピソードを通じて、テクノロジーがどのように私たちの生活を豊かにするかを紹介します。

音声入力とChatGPT: 父とのAIテクノロジー体験



テクノロジーの世界では、小さな一歩が大きな変化をもたらすことがあります。私の父にとって、その一歩は「音声入力」の使用でした。父はずっと、キーボードでの文字入力に苦手意識を持っていました。しかし、私が音声入力の利便性を紹介すると、彼のデジタルとの関係が一変しました。

「簡単だ!」と喜んだ父は、すぐに音声入力の使い方をマスターし、メールやGoogle検索を声で行うようになりました。誤字がほとんどなく、彼の思いがスムーズに文字に変換されることに、父は大きな驚きを感じていました。

そして、生成AIのChatGPTやBardの使い方も教えました。彼は最初、AIとのコミュニケーションに戸惑っていましたが、簡単な質問から始め徐々に慣れ、楽しむようになりました。これは、父にとって、テクノロジーとの新たな接点を見つける貴重な機会となりました。


母のスマートウォッチ体験:歩数管理と睡眠スコア



テクノロジーが日々の健康管理に革命をもたらすことは、私の母にとって新しい発見でした。以前私がプレゼントしたスマートウォッチは、単なる時計としてしか機能していませんでしたが、新しいものに買い直し設定をすると、その機能の多さに驚きました。特に母が注目したのは、歩数計測と睡眠トラッキングの機能です。

母はこれまで運動不足を感じていましたが、新しいスマートウォッチを使い始めてから、自然と歩くことに意識を向けるようになりました。毎日の目標歩数を設定し、それを達成することで日々の健康維持に対するモチベーションが高まっていきます。また、睡眠スコアをチェックすることで、質の良い睡眠をとるための習慣を身につけ始めました。

初日に記録した「89点」の睡眠スコア(これは全ユーザーの上位2%の好成績!)には家族みんなで笑いましたが、それは母にとって大きな達成感をもたらしました。これらの小さな日々の進歩は、母にとってテクノロジーが生活の質を高める具体的な手段となりました。

98歳の祖母とスマートスピーカー:新しいマンションでの挑戦



98歳の祖母は、ずっと一人暮らしをしていましたが、先月、高齢者向けのマンションに引っ越しました。新しい生活環境でのコミュニケーション手段として、固定電話の設置を考えていました。しかし、私は別の提案をしました。AmazonのEchoのようなスマートスピーカーを提案しました。声で操作できるから、スマホのように難しくないし、電話と同じように使えるよ、と。


しかし、祖母はスマートスピーカーの使用に慎重でした。一つは、これまでに使ったことがないという不安から。もう一つは、新しいマンションにはWi-Fi環境が整っていないという実用的な問題からでした。これには私も少し考えさせられました。テクノロジーの提案は、使う人の経験や環境を考慮に入れなければならないことを、改めて認識しました。



世代間の架け橋:テクノロジーでつながる家族


テクノロジーに関する世代間のギャップを埋めるには、予想外の助っ人がいました。それは小4の長男です。彼はテクノロジーに自然と親しみ、祖父への技術指導にも積極的でした。
通常、何事にも自信満々な祖父は、娘の私から指導されることを嫌がりましたが(笑)、孫から学ぶ時は素直な姿勢で、熱心に質問し、新しいことを学んでいました。

中高年や高齢者こそ、テクノロジーを活用してほしい


多くの中高年や高齢者は、新しいテクノロジーを若者だけのものとみなしがちですが、私の家族の経験から学んだことは、これが決して真実ではないということです。実際、父母世代の人々にこそ、テクノロジーを活用することで生活が格段に豊かになる可能性があるのです。

父が音声入力を使いこなす姿、母がスマートウォッチで健康管理に目覚める様子、祖母が新しい住環境でテクノロジーとどう向き合っていくか。これらの事例は、テクノロジーが生活を豊かにし、新しい可能性を開く扉であることを示しています。

この経験を踏まえ、私はこれからも父母に新しいテクノロジーを積極的に紹介し続けるつもりです。テクノロジーは単に若者のものではなく、すべての世代にとって有益であり、日常生活をより良いものにするための素晴らしいツールです。それを家族と共有し、一緒に成長していくことが私の目指していることです。

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